何を言っているのか。
裁判というものは戦いであり、勝った事が真実である、となるものだ。
事実かどうかは当事者にしか分からない。
当事者間でも見解の相違がある。
仮に自分は完全にシロだと思っていたとしても、裁判で負けたらクロとなるし、世間からクロだと見られ、言われるのだ。
職業柄、訴えた事もあるし、訴えられた事もある。
裁判を通して感じた一番の感情は、相手への憎しみであった。
よくそんな事言うてくれるな。なめとんのか。である。
二番にむなしさだった。
勝つか負けるかは自分と弁護士次第である。
事実かどうかなどは、密室の出来事をどうやって裁判官を筆頭に、第三者に真実と思わせられるかどうかでしかない。
全力でやらないと、濡れ衣を着せられるのが世の中なのだ。
人を陥れようと思ったら、火のないところに煙を立てるのがよい。
実際、そうやって攻撃をしてくるバカはいる。
松本人志のまわりで仕事をしていた人間が、自分は公平なコメントをしますみたいな姿勢なのも腹が立つ。
私なら「私は事実がどうであれ、お世話になっているから松本さんを応援するし、その立場での意見しか言いません」と言うけどな。
それでバッシングを浴びたら、それはそれでいい。全然良い。
「頭悪いね」と言ったるけどな。
裁判の原則も分からないで、また恩義を忘れて寝返るな、と感じる。
大衆が求める意見をいうのが正しいのではない。