私の以前からのお客様で、今回キッチンの水洗金具をご依頼いただいた際に、窓の補助金の話をしたら「全部の窓をしてもらおうかな」となりました。
トイレは内窓、LIXILインプラスを設置しました。

内窓というのは、今ある窓の内側に写真のようにもう1つ窓を設置することなんですよ。枠の材質は樹脂です。ガラスはLow-Eのグリーン、アルゴンガスを空気層にし、もう1枚同じガラスが付くペアガラスです。

元はこんな感じでした。トイレの室内も以前にリフォームをさせていただいていましたが、窓はそのままでした。

こちらはお風呂です。

お風呂は内窓ではなくカバー工法でやりかえました。LIXILのリプラスという商品です。
元がこちらです。

元のサッシ枠の上に新たな枠を設け、そこに窓を入れます。


枠材の中にも断熱材が入るので枠が大きくなるのです。
ガラスはこんなに分厚くなりました。空気層も入れて約2センチもあるんですよ。

枠が大きくなるので、枠にこのような取手がつくのもリプラスの特徴です。



元がこれなのですが、こんなふうにガバッとした大きな枠で収まります。



枠が大きくなるので、小さい窓では下のような感じになります。
お客様からは「窓がえらい小さくなったなぁ」と言われました。
私もここまで(小さくなる)とは思っていませんでしたので、最初にその説明ができないと、トラブルに発展すると感じました。
施工前 洗面室です。

施工後

このような枠材を使用するので補助金が出るのですが、この枠は、大きな窓でも小さな窓でも同じ幅。
ということは、小さい窓では開口部が小さくなるのは必然ですが、説明は必要だと思います。


断熱性の高い枠を使用した今回の補助金対象のような窓は、工場で先に作ってきます。
昔みたいなサッシのアルミ枠は現場で少々加工ができましたが、リプラスなどの商品はこのように仕上げてきたものを設置します。



リプラスはアルミと樹脂の複合サッシなのですが、こんなふうに形成されています。



こちらが内側に来る方で樹脂枠です。

この黒い方が外側、アルミなんですよ。

熱伝導率の低い樹脂を内側にすることで、断熱性を上げています。
ちなみにアルミは熱伝導率がめちゃくちゃ高いのです。鍋にアルミが使われているのはその特性からですよね。
こちらは台所です。ここもカバー工法でリプラスです。
施工前

施工後


その他のいくつかの窓の施工後の写真です。
ところで、窓の写真はこんなふうになることはザラです。
逆光です。
こんな写真でも補助金は通るんですが、審査機関の方はどんなふうに思って写真を確認しているのかなぁと以前から気になっています。興味深いところです。





窓の改修、現場ではこうやって進めています。
今回のこちらの現場において、先進的窓リノベ事業の補助金は昨日土曜日に受理されましたが、補助金額は約60万円となりました。
お客様からは「次の冬にどれくらい(体感が)変わっているやろなぁ。楽しみや」と仰っていただきました。
高い窓を買っていただきましたので、やって良かったと感じていただけたら嬉しいです。