数日前も宝塚の合格発表の様子をテレビで観た。
ひとりの子は2年連続で落ちて、今年が最後の挑戦というものだった。
宝塚に入ることに全てをかけ、また1年間を過ごしてきての入学試験の様子だった。
結果、その子は合格していた。
泣いていた。めちゃくちゃ泣いていた。破顔とはこのことだろうと感じた。
それだけやりきってきたんだろう。
胸が熱くなった。
若いときに何かに全力でチャレンジした経験は一生の宝になる。
それがあるのとないのとでは、その後の人生は変わる。
10代の子どもたちが、何かを掴もうと必死で頑張っている姿がたぶん私の琴線に1番ふれるような気がする。
自分の子にも何かに挑んでほしいし、失敗をおそれず立ち向かってほしい。挑戦するんやと。
また、世の中のそんな子どもたちを、何かで応援できたらと思う。
何ものにも変え難い熱い影響をもらえるから、お返しをしていけるような存在になりたいし、ならないとなと思う。
挑戦することは本当に素晴らしいな。
泣けるのはそれだけやってきたからだ。