半藤一利氏の「昭和史」という原作を元に、能條純一氏が漫画にしています。

この漫画の存在は知らなかったのですが、今もビッグコミックオリジナルで連載されているらしく、私にはAmazonが紹介してきたので購入しました。
なんと言っても私が歴史上で最も尊敬しているのは昭和天皇であります。
なぜかと言いますと、あの大東亜戦争で敗れたのち、今の日本があるのは昭和天皇がおられたからです。
これを書き出すと本の感想では無くなるのでやめますが、間違いないと確信しています。
小学生の低学年で国民に手を振る姿をテレビで観て衝撃を受けた。
崩御されたとき、私は、忘れもしない、インフルエンザで熱が出て、学校を休み寝ていたのですが、2階の自室でラジオを聞きながらなぜか涙が止まらなかった。
それ以来たくさん昭和天皇の本は読んだなぁ。
「昭和天皇物語」めちゃくちゃ良い。
何が良いかと言いますと、何より天皇陛下のお気持ち、人としての感情が包み隠さず描かれている。
私ごときが言うのもおこがましいですが、ご苦労されたことをとても感じる。そして、孤独である。
養育係の足立タカさんとの関係、これ1つとっても涙無くしては読まれない。子供なのに、甘えたかっただろうなぁとご不憫に感じた。
四人の内親王が生まれた後にできた今の上皇様。皇后様は男子が生まれずお辛かっただろうなぁ。子供に男も女もないのに。
明治天皇を追って逝った乃木希典はカッコいいし、昭和天皇の教育係をされた杉浦重剛などは真の教育者だ。教育者って未来の創造だと改めて感じた。
本が進むに連れ、政治家ではなく、軍部が暴走していくのが如実に描かれている。
安倍総理が撃たれたが、内容は違うがそのようなシーン、当時は日常であったと思うし、それをビビっていては政治など出来ない。昔の男は(女も)腹がすわっていた。
天皇陛下の想いとは、全く異なる方向にぐんぐん向かっていっているところで11巻が終わった。
読み続けたいと思う。
毎日国民のために祈ってくださっている天皇陛下に対し、感謝しないといけないし、そんな話をもっと巷で普通にしていきたい。
天皇陛下は役割を全うしてくれている。そのこと自体を我々日本人はもっと考えないといけないと思う。
それにしても昭和天皇はすごいお方だ。
100年早く生まれてお仕えしたかったなぁ。そんな人生もいいな。