夏が終わった。
満足いく甲子園ライフだった。3年ぶりで、3年分行ったような気がする。
インタビューで仙台育英の監督が言っていた「青春って密」という言葉で泣きそうになった。それをなかなかさせてあげられなかったと話されていた。本当にそうだ。
コロナの年に入学し、丸々3年間、普通ではない高校生活をよく頑張ったなと思う。早くフリーにしてあげたいと心から望む。
青春というものは本当に密だ。
思えば6日の開会式は真夏でしたが、お盆が過ぎ、あっという間に暑さも空の雲も変化した。6日の朝、少し雨の中、6時前に山電に乗って甲子園に行ったのが昨日のようです。
その日、シートを取るとバッチリのグラウンドが現れました。
選手宣誓に、自分が高校生だった時の数十倍素晴らしいなぁと感心した。
全部で9日間通った。たくさん試合を観ましたが、夏の甲子園のこの雰囲気が大好きです。
準決勝では、今まで近江の山田君が投げていたボールが、ファールボールで私のところにドンピシャで飛んできた。
フライを直接キャッチし、周囲から拍手され少し恥ずかしかった。しかし、隣にいた小五の息子が、今までで一番くらい尊敬の眼差しで私を見てきたのが嬉しかった。
握りしめて持ち帰っていた。
試合の合間にあるドラマも、持っていっていたテレビで全話観た。「ふたりの背番号4」
女の子だからということで、試合には出られない主人公の話だったが、最後に始球式に登板した。
これも感動。良かったなぁと主人公に感情移入する。
時代も変わり、女性も選手権に出る権利があって然りかなと感じる。
いつもながら阪神園芸の整備はずっと見ていられる。美しい。そして、一度私も水を撒いてみたいなぁ。
改めて思ったが、ABCとNHKの放送席は絶対に陽が当たらない。あたりまえですが、考えて建てているなぁと思う。
閉会式。選抜の閉会式も甲子園で観ていましたが、その時はお盆に差し出されたメダルを各自で選手たちは首にかけていた。
しかし、今回は朝日新聞の社長に一人一人かけてもらっていた。
嬉しく感じた。
個人的には選手では下関国際の仲井君が一番印象に残った。加西の子らしい。ちなみにキャッチャーの子も。小学校からバッテリーのようだ。
球に気持ちが特にこもっていた。やたら唸り声も発していた。若いって良いなぁ。
最後はブラスバンド。あとは声だけ。来年はかっとばせーという声援がプラスされたら完璧だ。
しかし、甲子園には絶対に必要なブラバンとチア。
球場全体に一点からパワーが放出される。
近江のアルプス一万尺、全観客を味方につけていた。地響きがしていた。
創志学園の演奏の強弱の付け方は聴き入った。上手い。
市船ソウル。控えの野球部員の踊りは覚えた。魂だ。
愛工大名電の海のトリトンの独自のアレンジ。好きかも。甲子園で5試合観た。
國學院栃木、新世界も良かったけど、何よりエビカニクスが頭に残る。
大阪桐蔭、鎌倉殿とか、今年の甲子園のテーマ曲とか、すぐに新しい曲を演奏してくれ楽しい。あの有名な先生、毎回どの曲もタクトを一振りしたらくるりと反転し、腕を組んで試合を見入っていた。まさに自動制御。
心がスッキリ満たされ、また、来年もこうやって来れるように日常で結果を出し続けたいと思いました。いろんな人や物事にありがとうございました。
良い思い出がつくれた。人生は思い出づくり。