社長の日記「つみかさね」

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2021年02月14日

リフォーム工事においての究極のエッセンス

リフォーム工事において、お客様に笑顔で「満足です」と評価をいただき、次も是非頼もうと思っていただくには。

また、誰かリフォームを考えていたら紹介しようと思っていただくうえで、担当者や現場管理、そして大工の親方はじめ職人に求められる究極のエッセンスはなんだと思いますか。

 
 
それは唯一無二「デリカシー」であると私は考えています。

 
 
当然ながらある一定の知識、技術力や会社の力、また思いやりといった気持ちの部分をはじめ、お金を払って工事を買っていただいたのですから、ある一定の職人技みたいなところはあたりまえの話で、ここでは議題にもあげません。

 
その現場に関わる全ての人、とりわけ担当者のデリカシーの感度の高さこそが、最大最高のサービスとリピートを産むと私は考えています。

 
 
デリカシーとは何か。

 
それは配慮とか、気配りとか相手の想いを感じる気持ち。能力であります。

 
お客様は今このようなことをお考えだろう。だから先手を打って連絡を入れる。また先にその想いを工事に反映させる。

 
お客様の声を代弁して職人みんなに自分の言葉として伝える。嫌な想いをお客様にさせないようにきちんと嫌われ役にもなりきる。

 
新しいフローリングを貼ったなら、直後にそこをほうきで掃いて、傷がいかないようにしてから養生をする。誰でもあとからは養生する。でもその1、2枚を貼り終えた直後にそうしてくれたら、私が客なら嬉しいなと感じる。

 
 
技術や少々のお金ではない。お客様の満足度はこちらのデリカシーで決まる。

さらに言うと自分本位ではなく、売り手などの相手のことも考えてくださるいわゆる良いお客様ほど、そこを重視されておられるのだ。

 
 
リフォームというサービスは売って終わりではなく、契約してそこからが本当のスタートとなる。

 
ゆえに販売だけのそれより、さらにレベルの高い営業や現場など全てにコミュニケーションが求められる。そこで最重要なのがデリカシーなのだ。

 
 
今までの経験上、極論それ以外の能力は少々劣っていてもよい。

言い換えればそこの能力を高める努力をすれば必ず成功するとも言えるだろう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 11:05

2021年02月13日

ビル・パーキンス氏の著書「DIE WITH ZERO」を読みました

ビル・パーキンス氏の著書「DIE WITH ZERO」を読みました。

 
diewithzero

 
 
このところ私も本の内容のような事を思っていたところ、アマゾンさんのAIから紹介され買いました。

 
間違いなく私の人生に影響を与える1冊になったと感じます。

 
 
この本のテーマは有名な「アリとキリギリス」のイソップ童話においてのものでした。

アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現実が待っていたのだが、確かにそれは正しいのでしょうが、いったいアリはいつ遊ぶ事ができるのだろうというもの。

 
みんなキリギリスは餓死にしたのは知っているがアリはどうなったのかと。

 
ただ生きるのではなく、十分に生きる。

経済的に豊かになるだけでなく、人生を豊かなものにするための方法を考えるというものでありました。

 
それがタイトルにあるようにゼロで死ぬという生き方であると語られていた。

 
人生で一番大切なのは思い出を作ること。

 
 
20年間あらゆるものを犠牲にして働いてきた最近の私の心境としては非常に感慨深いものでした。

 
今までの人生に後悔は全くありませんし、結果も出しながら歩んできたつもりではあります。それがなかったら現在の居場所は当然ないから。

 
アリの時期も必要。そこがあるから未来が開ける。

 
人生においてはアリとキリギリスのミックスを目指すことが良いのかも。

 
 
「ゼロで死ぬ」そんなふうにも生きてみたいし、大切な事だなと、とても思えた一冊でした。

 
 
今の年齢で読ませていただいたことに感謝しています。

 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:40

2021年02月12日

手紙 心を込めて書きました

今日、郵便を出した。会社の近くの下野田の郵便局の前のポストに。

 
 
姫路市 ポスト

 
 
オレンジ色の会社の封筒の中に、手書きのお手紙を入れたもう一つの白い封筒が入っている。

 
 
経営をしていると、どんな会社でも大なり小なり運命の分かれ道のような事がある。

 
経営者はそれをいかにその瞬間においての正しい判断をスピードを持ってするかが求められる。それが社会では全て結果に直結する。

 
失敗や負けもたくさんあります。しかし、勝率と、なによりここぞという勝負に勝てば前に進める。

 
そしてそのうえで運があるかないかが分かれ道となる。

 
人に助けていただかないと、力を貸していただかないと自分の力だけではなかなか目の前は開かない。なので運がいる。

 
運というものは、感謝の気持ちをしっかりと持っていて、それに従い自らが行動していればついてくると私は思っている。

 
 
この手紙がどうなるのか。

 
楽しみです。しかし、自分の性格なのか一切楽観視はしていない。どうかお願いしますと祈っている。

 
 
数年間心の中で、機が熟したらしようと思っていたことを今日実行した。

 
 
心を込めて書きました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 22:41
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