
あのジュリアナ東京をつくった人、グッドウィルグループ、コムスンの創業者です。
コマーシャルの「ハローコムスン」は一世を風靡しました。
小学生や中学生ながらにして私が子供心にカッコイイと憧れた人です。
マスコミに叩かれて、会社もなくなり、表舞台からは退場されましたが、当時から絶対にご本にしか分からないこともあると、何も知らないながら思った記憶があります。
イメージを悪く操作されていましたが、言い訳をしないテレビの姿と怖そうな顔が好きでした。
本には当時あったこと、日本にいることが出来なくなりアメリカに渡ったこと、そして復活のいろんなことが書かれていました。
とてもご苦労もされたようですし、辛酸も舐められたと感じました。
そしてタイトル通りアイアンハートだと感じ、胸が熱くなりました。
ビックになればそれにふさわしい困難がやってくる。当然その人にふさわしい幸せも。
苦労や困難、幸せ、喜びはその人の器に伴うのでみんな同じではない。そう普段から思っているので余計にすごいと思った。
大きな世の中の理不尽もきちんと飲み込まれているが、なかなか書かれているように感じるには修行がいりますし、今の私では難しい。
見習い、もっとやりきらんと、甘いなぁ自分はと思った一冊でした。