社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2020年03月04日

とんがり屋根はいけません

とんがり屋根はいけません。

 
家の屋根の角度は人が歩けるくらいの角度が良い。

 
家というものは消耗品です。必ずメンテナンスが必要になります。

 
とんがり屋根では屋根の塗装のとき、また雨漏りの修理のときに屋根の一番上まで足場が必要になります。

 
極端に言ったら瓦が1枚、2枚割れていてもそこに歩いていけないわけですから足場が要ります。

 
歩けるくらいの勾配なら、1階の屋根なら2階の窓から出てサッと交換も可能ですし、それが大屋根である2階の屋根であっても、長く伸びるハシゴでサササッと登っていける。

 
建坪30坪くらいの大きさのおうちで外壁だけに足場を組んだら15万円くらいです。それが、屋根にも足場をとなると25万円くらいになる。

 
とんがり屋根のおうちって大きいおうちが多いので、足場代だけで数十万円かかっているだろうなぁと思いながらそんな工事現場があれば思う。

 
建てたときは素人にはわからない後々の費用って結構あります。それは建てたときの仕様なり形状なりで最初から決定してしまうものが大半だと感じます。

 
そのような後々のメンテナンスのことも選択肢に入れてあげながら、新築住宅をお客様に提案していったら喜ばれるだろうなぁと、リフォームの仕事をしているからこそ思うのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 08:50
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