社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2019年10月27日

効率と無駄

最近急速にいろんなお店のレジが自動になっています。

 
ここ数ヶ月だと思います。

 
スーパーでピッというのはレジでやってもらってもお金は自分で精算するとか、ユニクロなんか、カゴみたいなものに商品を入れたら自動的に金額が表示される。

 
レジに5人今までいたとして、それがその機械の案内係だけになると1人になるから、それはだいぶん人件費削減になる。すごいなぁと思う。

 
そんなことは素晴らしいことですし、賛成なのですがそこから考えます。

 
「効率を良くする。」

 
「無駄を省く。」

 
よくよく考えると人間のやる事には必ず効率の悪いことがあり、無駄がある。

 
良い意味でも悪い意味でもそれが人間らしさと形容される。

 
効率最重視で無駄を完全に削ぎ落とすという思考一辺倒は危険だ。

人間の排除となるのではないかと私は思う。

 
ということは人間社会においてその考えを絶対だと掲げて邁進することは組織の滅亡を意味する。

 
と、オーバーかもわかりませんが考えてしまいます。

 
効率を良くする。そして無駄を省きながらそれに加えるプラスα。これを各個人でも組織でも考えていき、大切にした方が良い。

 
当然私もこの問答を頭の中でしていく。そのプラスαこそが人間の必要性を示す。

 
そのプラスαを考えずに、効率と無駄のことばかり考えると各個人も組織も必要ないと排除される。

 
それではいけない。人間あっての社会です。そこばかりを叫ばれる昨今の世相に警鐘を鳴らしたいし、みつけないとと強く思う日曜日の朝です。

 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 09:35
ページトップ