社長の日記「つみかさね」

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2019年09月27日

高価な物が取引される場で想うこと

ヤナセやレクサスに行くと、お店の男性も女性もパリっとしたスーツに靴、出されるコーヒーやジュースも安っぽくない味がする。

 
高級なフレンチやイタリアンでは、黒いスーツを着た男性が髪型オールバックでワインを持ってきてくれる。

 
ルイヴィトンでは、生地の良さそうな制服を着た、美しくお化粧された女性が、白い手袋をつけて商品を棚からとってくれる。

 
値段の高価なものを売っているお店ではそもそもそれが期待されている。セットだ。

 
そのお店に行く人たちは、例えば頻繁にフランス料理のコースを食べているわけではなく、その日の昼ごはんはインスタントやきそばのUFOであったかもしれない。

そう、ほとんどの客が普通の人。今どきヤナセやレクサスでも500万円くらいで普通に買える。なので誰でも行く。

 
普通の我々はしかし高級な店を訪れるとき、日常以上の雰囲気や景色を知らず知らずのうちに求めている。

 
そこで働いている人も普通の人。軽やかなステップで近寄ってきて、ワインの底を右手で持ち、グラスに注いでくれるヒゲを整えた45歳くらいの男性も、店が終わったら普通に帰り道のローソンで350ミリのスーパードライを買い、歩きながら飲む。(それはしないか。)

 
アウディで働いている人はアウディに乗っていますが、ほとんどが新車ではありませんし、当然奥様のノアやボクシーも運転する。

 
 
普通の人どうしが、高価な物が取引される場所ではハイグレードな服装をし、話し方をし、立ち居振る舞いをするし、やや緊張しながらも慣れたそぶりを装う。

 
そして5万円の食事がなされ、50万円のバッグが買われ、2000万円の車が納車される。

 
そんなシーンに遭遇すると、そんな雰囲気も楽しみながら、そこで働いている人にはそんな風に、そしてそこにいる自分にもそんな風に感じている。おもしろいなぁと思いながら。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 14:03

2019年09月26日

豪華ランチを用意

今月はお昼ご飯をとれない日が何日もあるほどなかなかタイトなスケジュールでありました。

 
しかし、今日からはまたしっかりと食べようと決意し、スーパーのボンマルシェでたっぷり買ってきました。

 
オリーヴオイルやキムチ、納豆まで買いました。

 
豪華ランチを食します。

 
 
豪華ランチ

 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 13:31

2019年09月26日

職業

まわりを見渡しても、大人たちはみんながみんな、自分が就きたかった職業に就いているわけではない。小さい頃から目指した職業があり、それに従事している人は一体どれくらいいるのだろう。

 
また、自分にはどの職業が一番あっていると分かっているわけではない。

 
20歳前後でおそらくそれを模索する。ほとんどの人が何をしたら良いのかわからず一度や二度はそれを探す。

 
 
ひょんなことから今の職業に就いている。

 
一年前には想像もしなかった世界にいるあなた。

 
子供の頃はパイロットになりたいと思っていたのに今は営業車に乗って走り回っているあなた。

 
アルバイトに行ったのが縁で、そのままそれが仕事になり30年が経つあなた。

 
 
私もそう。私は大学卒業後一年で仕事を辞め、23歳で無職になりました。何か仕事を探さないといけないなと思っていたある3月の日曜日の午前。

 
当時付き合っていた彼女が、その日の新聞に入っていた求人のチラシの1社に目の前でニコニコしながら勝手に電話し、求人応募をしてしまい、しょうがないから後日スーツを着て面接に行くと採用された。

当時ネットもない。面接に行くまで何の会社かも分からない。家のリフォームの会社だった。

 
そこから今に至る。

 
それまでリフォームどころか家に関心はなかった。建築に興味もなかった。

 
あるのは「何をしたら良いかわからない自分への不安。漠然と社長になりたいという夢」それだけ。

 
 
多分ほとんどの大人がそう。

 
目の前に与えられた今を一所懸命に取り組んできた者だけが、仕事の本質を40歳くらいで「ちょっと」理解できる。

 
そんなものではないかなと私は思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 09:05
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