「安い」というキーワードは決して万人に受けるものではありません。
例えばLIXILの普及品のトイレがあるとします。
当然ながらウォシュレットも付いているようなものですが、機能はスタンダードなものとします。
メーカーの希望小売価格は260000円としましょう。
この商品が工事費込みで99000円。
これをチラシで打ち、店頭で営業マン、販売員が「安いよ!安いよ!」と叫ぶ。
興味を持ったお客さんが近寄って来たら「安くしていますからどうですか?」と笑顔で接客する。
「安い」という文言が好きで、どうせ買うなら安く買い叩いた感じを味わいたい方、又バーゲンやアウトレットという普段より安くなっている(のかもしれない)ときに買うのが好きな方にはヒットする売り方です。
この層の方は、物の原価などは知らないですしあまり興味を持たない。
そんなことよりも安く買ったんだという満足感を重視する傾向にありますから、ある程度安くなった大義名分をかざし、それを訴求すると効果はある。
言い換えると本当に良いものを安くしても、それが伝われないと買ってももらえない。
では、ここからが本題なのですが、自らがその前述の層に属する営業マン、販売員は多くの人が自分と同じように「安い」というキーワードに反応すると思い、自分が買うパターンと同じように売ろうとする。無意識もある。
世の中には「安い」という言葉に反応しない人。又、むしろそれを拒む層がいます。
この層はお金に余裕がある。2区分に分類されるのですが「本当の富裕層」と「富裕層に憧れる成金層」が存在します。
同じお客様ではありますが、この2区分が経済を大きく動かしており、10人中2人だとしてもその10人が使うお金の8割をこの2人が動かします。
当然最初の安いというキーワードに反応する層も大切ではありますが、我々売り手は売り方をしっかりと考えていかないと薄利でしんどい仕事を連続することになるのです。
先ほどのLIXILの工事費込みの99000円のトイレを4台売るのと、LIXILの高級モデルであるサティスGタイプを1台売るのとでは、粗利益が同じとなると仮定しますと、前の4件の接客も大切でありますが、後のお客様に「安いトイレ」を連呼し販売の機会を失しているとしたら、極めてもったいないですし、しんどい仕事を招いています。
販売する側がなかなか自分のタイプは変えられないとしても、相手に合わせて「安い」という文言を使い分けることは非常に重要であると思います。
営業の世界で昔からよく言われるのに「お客様は営業マンの鏡」というのがあります。
営業担当者も多くの顧客を持つようになると、全体としてお客様の傾向はその担当者を写すというものであります。
それはやはり出ると思うのです。しかし、そんな中で「安い」という言葉を使い分けると「安い」が好きなお客様がしっかり獲得でき、「安い」が嫌いなお客様も又確実に獲得できるのではないでしょうか。
たった二文字の言葉ですが、生死を分ける言葉だと私は思っているんです。
2019年08月23日
たった二文字の「安い」という言葉から
posted by orangeknight at 13:38
2019年08月22日
甲子園が終わった。夏が終わりますね。
甲子園、今年も本当に良かったです。
景色、歓声、ブラスバンド、何より選手たち、全部刺激を受けます。
決勝戦はそれに相応しい試合で、最後までどちらが勝つかわからない内容でした。
野球を通して人間力を高めるという教育が高校野球には見え、私はとても惹かれます。
勝つ負けるも大切ですが、その後の人生に大きくプラスの影響を与える存在である野球。そんな存在って素晴らしいですね。
今年も胸が熱くなり、忘れてはいけないものを再度強烈に意識できました。
始球式を元広島の達川さんがされていました。
奥川くんと井上くんの勝負はとても見応えがありました。
奥川くんは30歳になったとき肉のつく体型ですからこのままやれば大成するんでしょうね。昨年の済美戦も生で観ましたが全然体が違いました。
星稜のアルプスも
履正社のそれもすごい数と音量でした
優勝の瞬間のゲッツーの後です。履正社のみんな笑顔で集まっていきました。
高野連の会長も挨拶で良いこと言っていました。そうですよね。これからの人生が大切です。野球を通して人間的に成長することが大切です。それが一番です。
今年は初日から決勝まで全て中央特別指定席の中段の同じ席がありました。同上段の別の席もいただきました。どちらも2席ずつ。
屋根もあり、雨もあたらず、日差しも全くなくとても良い席を。感謝しています。
若い子たちに教えられます。
いろんなことに感謝し、胸が熱くなる私は仕事をしないといかん、もっともっとしたいなぁと思えた今年の甲子園でした。
夏が終わりますね。寂しいなぁ。ありがとうございますと思っています。
来年は五輪の終わった10日が初日らしいです。少し遅いようですが来年もまた甲子園に来ます。
景色、歓声、ブラスバンド、何より選手たち、全部刺激を受けます。
決勝戦はそれに相応しい試合で、最後までどちらが勝つかわからない内容でした。
野球を通して人間力を高めるという教育が高校野球には見え、私はとても惹かれます。
勝つ負けるも大切ですが、その後の人生に大きくプラスの影響を与える存在である野球。そんな存在って素晴らしいですね。
今年も胸が熱くなり、忘れてはいけないものを再度強烈に意識できました。
始球式を元広島の達川さんがされていました。
奥川くんと井上くんの勝負はとても見応えがありました。
奥川くんは30歳になったとき肉のつく体型ですからこのままやれば大成するんでしょうね。昨年の済美戦も生で観ましたが全然体が違いました。
星稜のアルプスも
履正社のそれもすごい数と音量でした
優勝の瞬間のゲッツーの後です。履正社のみんな笑顔で集まっていきました。
高野連の会長も挨拶で良いこと言っていました。そうですよね。これからの人生が大切です。野球を通して人間的に成長することが大切です。それが一番です。
今年は初日から決勝まで全て中央特別指定席の中段の同じ席がありました。同上段の別の席もいただきました。どちらも2席ずつ。
屋根もあり、雨もあたらず、日差しも全くなくとても良い席を。感謝しています。
若い子たちに教えられます。
いろんなことに感謝し、胸が熱くなる私は仕事をしないといかん、もっともっとしたいなぁと思えた今年の甲子園でした。
夏が終わりますね。寂しいなぁ。ありがとうございますと思っています。
来年は五輪の終わった10日が初日らしいです。少し遅いようですが来年もまた甲子園に来ます。
posted by orangeknight at 23:46
2019年08月22日
甲子園にやってきました!決勝
posted by orangeknight at 13:55
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