社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2019年08月27日

芸人の反省から感じること

ヤフーニュースで、闇営業問題で吉本興業を謹慎となり、復帰した2700という人がラーメン屋でアルバイトをして禊をしているとスマホに配信されてきた。

 
先日テレビでお尻からピューとする芸の熊田という芸人も復帰していたのを観た。名前が出ないですがツルツル頭のがっしりしている人。

 
私はこのいわゆる闇営業がそこまで世間を賑わすようなたいそうな問題とも思えないですし、芸人に世間は真面目を求めるのは間違っていると前に書きましたが思っています。

だってそんな芸人面白くないし、芸を見て笑えない。「真面目に反省して偉いなぁ、大変だなぁ、かわいそう」と思ってしまうから。

 
人を殺した人間はかばうけど、法にも触れていない、はっきり言ってたいして悪いこともしていない彼らを叩き、世間は何を望むのか。

 
芸人も芸人で一人くらい「それがどうしたんや!」くらい反発する人がいても良いし、それを是とする世論がもっともっとあっても良いと思う。

 
今回の件に関係のない芸人も同じ。なぜそんなにまとも意見ばかり言うのか。我々と同じサラリーマンかと私は思う。サラリーマンはこういう風に言わないといけないことがいっぱいある。真面目が求められる。

サラリーマンと同じようにまともな事を言うくせに、社長を批判しても退社しない。これこそ中途半端でダサいのです。

 
芸人はもっと破茶滅茶で良くありませんか。プロの野球選手やサッカー選手もそれの成績が良ければ良い。法に触れたらいけませんがそんな人種もいてほしい。自分が出来ないから余計に思うのです。

 
当然、永く生きながらえる人はそれだけではない気遣いや優しさ、いろんなものがあるからだと思いますが、それにしても真面目すぎる。

 
会社に守られずに生きていくって、芸人でも今の時代大変なのかもしれない。私にはわからない苦労がいっぱいあると思う。

 
私たち一般人は、誰にでも何にでも、自分たちと同じ定規で物事を判断する風潮は改めた方が良い。特別に才能がある人たちはある種欠如した面を一概にもち合わせている。石川遼や小泉進次郎みたいな人間はほぼいません。

 
芸人はたかが芸人です。売れない時にあんまり税金を納めてないのですから、そこまで元々社会的地位の高い職業ではない。美化しすぎ。

しかし、されど芸人です。成功して人よりいっぱい売って、稼いで、その時に人一倍税金を納めて、豪邸を建て、良い車に乗って、そして才能を感じさせる芸を披露したらそれでよいのではと私は思うのです。

 
こじんまりした真面目や、生活感、そして反省の表情が印象付くと、面白いことをしても面白いと感じてもらえなくなる。ぜひそうならないようになってほしい。

だってそこまで悪いことをしていないんですから。

 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 10:58
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