商売というものは世の為人の為という想いとか、アイデアとか人とか、当然ながら運や才能やいろんなもので上手くいく、いかないが決まるというのは間違いないと思います。
しかし、商売をするうえで最上級に大切な「長いこと続いて」いて、黒字を出している経営者に必要不可欠な要件を、たくさんの方々をみていて私はこう思っています。
それは「約束を守る人」です。
たったそれだけです。
大きいこと、小さいこと限らず、約束を守る人。
誰もが大切なことであると思う約束を守るということの日常の連続、繰り返される言動、そしてそれがイメージになり、信用になり信頼へと形作られる。
あの人がやるというのだからやるのだろうと思われる人。
約束したから必ず守るだろうと思われる人。
そんな人が長いこと商売をし、黒字を出しているように思われる。
もっとも、会社を大きくするかどうかはこれにまた別の考え方や要素が加わると私は思っているのですが、まず長いこと続き、黒字を出している人に共通項は約束を守るということではないかと思うのです。
なかなか誠実が全てなだけでは商売は上手くいきませんし、時代の流れもある。それも承知のうえで、それらを乗り越えて約束を守るということを言わせてくださいね。
あなたの周りの経営者もそんな人はそうなっているでしょうし、約束を守らない、軽く破る人は継続していないと思うのです。
私も周りの人達にイメージされたときに、「良い人」ではなく「あいつは約束は守るからな」となりたいと日々思っています。
人が生きていく中で連綿と繰り返される約束事。
商売人には特に大きな反動となって返ってくる気がします。良い意味でも悪い意味でも。
posted by orangeknight at 15:33