社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2019年07月06日

20年住んだ我が家を不本意にも

20年住んだ我が家を、不本意にも売却し、出ていかないといけない状況になったならどんな心境になるだろう。

 
新築で買った我が家。20年というと子供さんが赤ちゃんから成人にまでなったであろう我が家。思い出の宝庫であろう。

 
自ら進んで新しいおうちを買うのなら、そんな思い出の詰まった我が家から引っ越すのも辛いものではないか。

 
自ら選択し選んだ道であるなら。

 
しかし、世の中には流れがあり、どうしようもない流れの中でそれに従わないといけないことがある。

 
そんなとき、当人になればどんなふうに感じるのであろう。

 
商売人であるので決して人ごとではない。

 
明日は我が身と感じるし、そんな人を見て自分のせいだろうとも思わない。ただ純粋に辛いなぁと思う。

 
今日の小さな選択、それが明日、明後日となり1週間後、1ヶ月後を形作る。

 
ほんの僅かな選択ミスがあれば、そこから大きなものが崩れるということは必ず起こり得ることである。

 
20年住んだ我が家を不本意にも。

 
そんな経験を、似たような経験をしたことがある人は少なからずいるでしょう。

 
いろんな事情がある。本人にしかわからないこともある。

 
他人が知ったような口ぶりで話をする。人とは愚かな生き物であると感じる瞬間。

 
人間社会は天国ではない。常に試練。どんなことがあろうとも、現世でやりきり、世の中の役に立った人が来世で極楽浄土に行ける。

心からそう思う。

 
不本意。

生きるって大変なことですが、決して負けてはいけないと思うのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 23:53
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