社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2018年11月03日

上郡町の新築での屋根工事にて

現在新築させていただいている上郡町の現場に行ってきました。

 
ほぼ屋根葺きが完了している状態なのでご覧くださいね。

 
屋根葺き

 
屋根葺き

 
かっこ良くないですか!この曲線。

 
これが職人の仕事です。

 
こちらもです。

 
屋根葺き

 
屋根葺き

 
のし瓦が少しずつ段々になり、通りもピシーっと揃っています。

 
とても嬉しくなりました。

 
屋根中くまなく歩いて周り、これを自ら葺いてくれた見村親方にお礼と感想を言いました。

 
親方は私を立ててくれ「誰も屋根の上まで隅々まで見てくれないし、分かる人にそう言ってもらえたらやる気が起こるわ」と言ってくれました。

 
 
入母屋の屋根はどの瓦職人でも葺ける訳ではありませんし、これはなかなかお客様にはわかっていただけない話なのですが、職人によって仕事の質は全然違います。全然ですよ。

 
だからこんな仕事を見ると本当に嬉しくなりました。

 
こちらのお客様は「任せているから」というような穏やかなお客様です。こんな方のおうちこそ、最高の仕上がりで提供したいと私は思います。

 
 
 
余談ですが、屋根の棟ののし瓦の断面はこんな風になっています。

 
屋根葺き

 
瓦って、現場でカットしたり、削ったりして葺くんですよ。完全に微調整の世界なんです。

 
外に出る部分の長さを逆算して中央で合わせていきます。

 
これをこんなふうにぜーんぶします。すごいでしょう。

 
屋根葺き

 
屋根葺き

 
私がしたのでは無いですが、自慢の仕事でした。

 
 
自分以外の人が素晴らしい仕事をしてくれたり、人に褒められたりしていたら本当に嬉しいなぁと感じます。こんな時、私は一番自分の存在意義を心から感じるんです。

 
そう思わせてくれた親方はじめ関係者に感謝です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 17:01
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