社長の日記「つみかさね」

北朝鮮の非核化への費用を日本は払う必要はない。なぜ日本が。国民が一所懸命に働いた税金や、子供の世代にそんな負担を残してはいけない。

 
まず、何故に米国に「おまえの国は核を持つな」と言われないといけないか。「おまえは持っているじゃないか」と言うのが自然であるが、それはマスコミ含め誰も口に出さずに非核化、非核化とありがたがる。

 
「俺の国も絶対に核は廃絶する！約束する！だからお前の国には持たせない。俺は世界を戦争のない世の中にしたいんだ！」これを言われたら私が金正恩なら考える。熱い情熱があるなら受け止めたい。

 
しかし、それがないなら核を放棄してはいけない。いや、放棄したら今の日本みたいに目の前のうすらボケ平和は享受できるかもしれないが、真の独立はやってこない。

 
どちらがいいか。

 
 
魂を売って、目の前の毎日をケセラセラと生きるのか。それとも「俺は自分の力で生きているんだ、決して裕福ではないが、でも俺には自由がある」と生きるのか。私は後者を選ぶ。

 
平和ボケして、立ち上がる気概を日本人は折られてはいけない。

いつも故郷を守る心の刀を、腰にさしておかなければいけない。いつでも抜くぞと。でも抜かずに対等に話をしようと。

 
北朝鮮は核を放棄したら、今の日本と同じように８０年後「非核化の費用はあいつが出すよ。俺は一円も出さない」と言われることまちがいないでしょう。

 
 
 
 
 
 
 

明日お通夜に行くのですが、取引先の方が亡くなられた。

 
ここ数年は一時期ほどの仕入れはさせてもらっていませんでしたが、当然ながら悲しいですし、寂しいものです。

 
取引先の数が増えたせいで付き合いが減っても、それでも私が開催する会には必ず来てくださっていた。ニコニコされて。

 
聞けばまだ６２歳。バリバリのお歳です。

 
 
創業間もない頃の日曜日でした。忘れもしません。この話もその方とよくしました。

 
休みの日、会社に私だけが出ていました。

 
その頃は私は今以上に休んでいませんでしたから、日曜日も仕事をしていたんです。

 
そこに「こんにちは〜」と来られたんです。飛び込み営業です。

 
「INAX(現在のLIXIL)はそちらからですか。クリナップは。そうですか〜」と話をさせていただきました。

 
当時、うちの会社もまだ全然住宅設備機器や建材の仕入れルートが不十分で、こちらから探しているような状態でした。

 
「では、床材とか、ドアとか、そういうのを詳しく教えていただけませんか」とお願いしました。

 
結果、床材でその頃主力としていた東洋テックスや建材のウッドワン、ホーローのタカラなどを入れていただくような話にその日のうちになったのでした。

 
とても助かったものです。かなりそれまでよりも安く入荷できるようになりました。

 
約１０年前の話です。それから１０年後に亡くなるなんて。

 
心からご冥福をお祈りしています。