10年会社をさせていただき、その間にいろんな従業員と接してわかりかけてきたことの一つです。
それは、部下を育てるとき、その部下の劣っている点を良くしようとすることに注力するのはほぼ無意味である、ということであります。
絶対ではありませんが、ほぼその劣っている点は著しく改善されることはない。
それよりはそこには多少は目をつぶり、彼や彼女の優れている点に対して伸ばそうと力を入れたほうが数倍効率的であると思うのです。
当然致命的な点は指摘しますし、客商売ですからお客様にとって損害を負わせるような欠陥に対しては妥協はできない。しかし、許容できる範囲は許容し、彼や彼女の劣る部分を他の人でカバーするのがベターであると思います。
お互いにカバーし合うことこそが生産性を上げると結論づけてきたのがここ数ヶ月。10年かかりました。
私自身が未熟な上に、うまく伸ばしてあげられなかった人もいますし、使いこなしてあげられなかった、また悪いことをしたなぁ、心ないことを言ってしまったと感じる人もいる。
人に対して諦めたわけではないんですが、そもそも20歳代前半ならまだ人格が形成されていませんが、30歳代、40歳代に対し、今までの人生で仕上がった性質を否定すること自体がナンセンスであるような気がします。
考え方とか、人としてというような話はしていくべきですし、そこを伝えることはそもそものものでこれからもしていきますが、10周年を機に会社全体でそういう指導の仕方をしていこうと思うのです。
15歳の時に指導された環境って、その人が大人になった時に指導された時にどういう風に受け止めるのかを決定する重要な要素を持つ。そんなふうに思うのです。
2017年08月07日
部下を育てるとき
posted by orangeknight at 23:32
2017年08月06日
アップルのペンとキーボードが届いた
iPad Pro用の「Pencil」と「Smart Keyboard」が先ほど届きました。
ネットのアップルストアで買ったんです。
すごい!実際の鉛筆のようにサクサク書けますし、筆圧まで感じて濃い、薄いを表現してくれます。
これがあればこれからメモ帳はいらないと思えるくらい書きやすい。
余談ですが、現在 私 腱鞘炎で字を書くのも親指が曲がり痛いので力を入れなくて良いので嬉しくもなります。
キーボードも最高です。やっぱり私はキーボードが打ちやすい。それにアップルの製品はデザインがスマートでとても良い。
ますますできるビジネスマン目指そう。
先日、帝国データバンクの担当者が来ていて、その際にこの2つを持っていたんで見せてもらったんです。
その一時間、取材そこそこに半分以上がその話になり、話が盛り上がったのでした。
週明けに、買ったこと教えとこう。
ネットのアップルストアで買ったんです。
すごい!実際の鉛筆のようにサクサク書けますし、筆圧まで感じて濃い、薄いを表現してくれます。
これがあればこれからメモ帳はいらないと思えるくらい書きやすい。
余談ですが、現在 私 腱鞘炎で字を書くのも親指が曲がり痛いので力を入れなくて良いので嬉しくもなります。
キーボードも最高です。やっぱり私はキーボードが打ちやすい。それにアップルの製品はデザインがスマートでとても良い。
ますますできるビジネスマン目指そう。
先日、帝国データバンクの担当者が来ていて、その際にこの2つを持っていたんで見せてもらったんです。
その一時間、取材そこそこに半分以上がその話になり、話が盛り上がったのでした。
週明けに、買ったこと教えとこう。
posted by orangeknight at 10:57
2017年08月05日
シカマ倉権五郎
先日のブログで書かせていただいた「シカマ倉権五郎(しかまくらごんごろう)」ですが、けっこう多くの方が「あれは何」「そんなキャラいた?」と尋ねて下さるのでもう少し詳しくご紹介します。
創業2年目の春のチラシ(当時は毎月チラシが作れなかったので春号でした)に登場したキャラなんです。
まだオレンジナイトがシカマ工務店時代のもので、チラシのおもて面は私の長い挨拶が3分の1を占めていたものです。
ポッと出の会社が他社との差別化を図るには、まずは人間を感じていただくのがいいかと文章いっぱいにしていました。
こちらのチラシの趣旨。これがこのキャラを生んだのです。
チラシを考えているとき、「他の会社で見積りをしている人が、うちの会社にも言ってきてくれたらいいのになぁ」と考えていました。
そんなときに「歌舞伎の演目の暫(しばらく)」というのを思い出したんです。
それはこんな内容のものです。
理不尽にも暴君に殺されようとしている家臣、その瞬間、主人公の「鎌倉権五郎」が助けに現れるんです。
ジャジャアーン、スタスタスタスタ〜「しばらく、しばらく、しばらく〜〜〜〜〜!!!!」のアレです。
これだ、と思ったんです。
他の会社で見積りをし、今にも工事をされようとしているこの瞬間に、このチラシを見ていただいて「そうか、オレンジナイト(当時はシカマ工務店)にも一度見てもらおうかな」と考えていただくためのコピー。これを「しばらく」にしようと。
そして、歌舞伎の主人公の鎌倉権五郎のパロディとして「シカマ倉権五郎」を登場させよう。たまたま語呂も良かったですし。
そうやって出来上がったのがあのキャラでした。
私が手書きで色まで塗って入稿したんです。右が私の下絵です。
話のオチですが、このチラシも反響はさっぱり。
マニアックすぎて「シカマ倉権五郎って何?」という質問すらこず、唯一の望みの社内でも流行らず、結局1回きりの登場となってしまいました。
ストーリーは完璧だと思っていたんですが、このチラシをご覧いただいた皆様には全く訴えられませんでした。
そんな失敗をたくさんしてきているんですが、真夜中の事務所で「これだ!絶対に伝わるはず」とワクワクしながら描いた「シカマ倉権五郎」思い出としては最高です。
創業2年目の春のチラシ(当時は毎月チラシが作れなかったので春号でした)に登場したキャラなんです。
まだオレンジナイトがシカマ工務店時代のもので、チラシのおもて面は私の長い挨拶が3分の1を占めていたものです。
ポッと出の会社が他社との差別化を図るには、まずは人間を感じていただくのがいいかと文章いっぱいにしていました。
こちらのチラシの趣旨。これがこのキャラを生んだのです。
チラシを考えているとき、「他の会社で見積りをしている人が、うちの会社にも言ってきてくれたらいいのになぁ」と考えていました。
そんなときに「歌舞伎の演目の暫(しばらく)」というのを思い出したんです。
それはこんな内容のものです。
理不尽にも暴君に殺されようとしている家臣、その瞬間、主人公の「鎌倉権五郎」が助けに現れるんです。
ジャジャアーン、スタスタスタスタ〜「しばらく、しばらく、しばらく〜〜〜〜〜!!!!」のアレです。
これだ、と思ったんです。
他の会社で見積りをし、今にも工事をされようとしているこの瞬間に、このチラシを見ていただいて「そうか、オレンジナイト(当時はシカマ工務店)にも一度見てもらおうかな」と考えていただくためのコピー。これを「しばらく」にしようと。
そして、歌舞伎の主人公の鎌倉権五郎のパロディとして「シカマ倉権五郎」を登場させよう。たまたま語呂も良かったですし。
そうやって出来上がったのがあのキャラでした。
私が手書きで色まで塗って入稿したんです。右が私の下絵です。
話のオチですが、このチラシも反響はさっぱり。
マニアックすぎて「シカマ倉権五郎って何?」という質問すらこず、唯一の望みの社内でも流行らず、結局1回きりの登場となってしまいました。
ストーリーは完璧だと思っていたんですが、このチラシをご覧いただいた皆様には全く訴えられませんでした。
そんな失敗をたくさんしてきているんですが、真夜中の事務所で「これだ!絶対に伝わるはず」とワクワクしながら描いた「シカマ倉権五郎」思い出としては最高です。
posted by orangeknight at 12:35
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