社長の日記「つみかさね」

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2017年06月25日

父の三回忌をしました

今日は父の三回忌をしました。

 
6月27日でした。早いものでもう2年が経ちます。

 
末期の癌と診断されて3年半病気と向き合い、69歳で亡くなりました。

 
来ていただいた住職がお経を読んでくれている間に父にお礼を言いました。

 
何不自由なく育ててもらったこと。そして、死生観をしっかりと持てたこと。

 
いかなる艱難辛苦に見舞われようとも、父が最後に教えてくれたことを私は一生忘れません。

 
 
父が危ないと連絡をもらったあの日の深夜早朝、病院に行く前に会社に寄りました。

 
その日の翌日が、翌月の新聞折込みチラシの入稿の締め切りだったんです。

 
ドキドキと鳴る自分の心臓、ワナワナする足、今でも忘れません。しかし、もう帰ってこれない、明日は出社できないという気がしたので、ほぼ完成しかけていた原稿とパソコン、資料一式を取り、それを車に積んで大塩町の病院に駆けつけました。

 
悪いとは思いましたが、一方で冷静な自分もいたんでしょうね。

 
父の元へ駆けつけると既に家族全員いました。私が着くと母が「お父さん、俊介が来たよ」と意識朦朧としている父に言いました。

父は目を見開き「ハァ〜ハァ〜」と手を少し上げてくれました。

そして、それからすぐに息をひきとりました。

待っていてくれていたと思います。

 
早いものですね。

 
私もいつかは必ず寿命が尽きる。だから、毎日毎日全力で生き、最期を迎えた時に必ず「ほぼ満足」と言う。それが人生の目的とはまた別の、目標の大きな一つです。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 18:25

2017年06月23日

早めに出勤です

おはようございます!今朝はたまっている見積もりをすべく早めに出社させていただきました。

 
 
会社の前に昨日作ったキュウリのための柱です。

 
image

 
倉庫にあまっていた材木(寸3)をキュウリ色に塗りました。

 
ただの骨組みなんですが、作った私たち数人には可愛く見えるのはなぜでしょうね。

 
では、今日もバリバリすすめます!

 
 
 
 
posted by orangeknight at 06:45

2017年06月22日

経験則

経験則というのは大切ではありますが、言葉はおかしいですが、けっしてすごい大切なものではないような気がしてきています。

 
例えば私、齢40年の経験ってたかがしれています。

それが60年になっても、80年になっても、自分の一生で得られる経験則から物事を弾きだすと、それはベストな答えに必ずしもならないと思うのです。

 
ベストな答えというのは、ここではどういうふうな判断をするかということで考えているのではありますが、前回の自分の経験から判断すると、あたかも裁判の判例みたいな固定観念になってしまう。

 
そして、経験を頼りに物事を進める習慣がついてしまうと進化を大きく妨げるのではないかと思うのです。そもそも前回や以前の経験が良い方向へと導くようなものとなったと後々分かったとしても、もっと良い選択肢があったかもしれないです。

 
人間というものはどうしても自分の周りに起こることが世の中全てで起こっているような錯覚に陥りやすい生き物だと思うのですが、それは絶対に違うということを意識し続けないといけないと思うのです。

 
20歳の時より40歳の今の自分が、社会に出て20年弱生きてきていることに慢心している。それに基づき物事を考え出しているのが自分でわかります。

 
もっと大局を読まないと小さい世界で終わるでしょうと自分で思います。

 
判断材料にするのは先人たちの判断や、ひいては歴史というのが正しいことなのかなとも考えます。

 
経験より歴史、80年の人生であるならちょうど半分、自分はこれからはそうしたいと思います。

 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 18:45
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