社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2017年05月09日

戦わずして人の兵を屈するは

日曜日に大河ドラマを観てから、その中で言われていた文言が頭から離れません。

 
「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

 
孫子の兵法の一節ですよね。

 
まさしくその通りで、私もこの文言 以前より意識し、月末に余力を残して勝つということをイメージしてやっています。

 
百回戦って百回勝ったとしてもそれは最善の策とは言えない。戦わないで敵を屈服させることこそが最善の策なのだ。という意味ですが、本当にそうだと思います。

だって百回目の勝利を掴んだはいいですが、立っているのもやっとのところを、新たに現れた敵に、横から一発殴られて、ノックダウンするわけにはいかないのです。

 
小さい会社が勝つにはまず消耗しないことだと思う。そうではありますが、消耗はどうしてもする。その時にいかに早く体力を回復させるか。これが生き残るための絶対条件です。永く生きることが会社の使命です。

 
いかに戦わないで勝つか。

これも自分のイメージですが、オレンジナイトが通り過ぎた後あとに、キレイな花が次から次に咲いていく。

 
それはオレンジ色の花でしょうか。柔らかいオレンジ色の花々。

 
戦わず、世の中の人々に勝たせていただく。そんな勝ち方こそが、孫子が善の善なるものと表すのだと考えています。

 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 13:07
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