社長の日記「つみかさね」

たまに「何のために仕事をしているのだろう」「目に見える結果というのが欲しいなぁ」と考える人はたくさんいると思います。

私も若いときは考えていた時期もあります。

 
でも、わかったことがあるんです。

 
仕事の「目標」ばかりを追ってしまうと「目標に対する結果」が頭の中の多くを占めます。

 
すると、心は満たされないんです。

 
心を満たそうと思うと、目標と同じくらいの割合で、目標とバランスを保ちながら「目的」を忘れることなく意識することです。

 
目的はほとんどが「人のため」だと思います。そして「世の中のため」でもあると思います。

 
人は誰かの役に立っていると感じた時に存在意義を感じますし、心が満たされるのです。

 
 
オレンジナイトの場合、例えばお客様から「水漏れをすぐにみてほしい」と電話があり、伺うことが仕事の目的です。会社の企業理念「人生のイベントと快適な毎日を全力で提供しよう」を達成しています。目的です。

 
そんな直接的なことでなくとも、それを達成する最前線の人間のために裏で段取りをする人間がいる。

当然その人がいるから目的が達成されたわけで、直接伺った人と同じように仕事をしています。

 
 
目標というのは目的を達成するためのものです。

 
目標が達成されなければ目的を達成できないことは多々あります。しかし、仕事は目的のためにしています。ですから目標と目的に絶妙なバランス関係を心の中で持つことが大切であると思います。

 
 
「人や世の中の役に立つことの日々の繰り返し」必ずしも大きなことだけではありません。ちょっとした気遣い一つ、これが仕事の目的であると思います。