私が会社を創ることを伝えるとご夫婦ともに「そうなん、へぇ〜、これからは一層頑張らないと!それならまずうちの家をリフォームしてよ。そうねぇ、台所とトイレと廊下、それと二階と外もお願いしようかな」と仰ってくれたお客様。
創業時、そんなお客様が少なからず私にはいたんですが、その中でも第1号のご契約をいただいたお客様でした。
これからどうなるともわからない私を信じて、どんな工事をされるかもというご不安もあったでしょうに、数百万円の仕事をくださいました。それも「楽しみやわぁ〜」と。
ただの魚住にその対応です。人間力の高い方だと今になってさらに感じます。
それからも断続的に大なり小なりお声がけをいただいているんですが、今回は「階段に手すりと、それと年をとって危ないから落ちないように横に柵でも作ってよ」とご依頼頂きました。
このような階段でした。


玄関入ってすぐの階段ですし、いつも置物などきれいにされているお宅なので、オシャレな感じにしたいなぁと思っていました。
それとその時に「それとねぇ、まぁ、これはどうなるかわからないけど、お風呂が寒くて。お風呂とか、脱衣場に暖房みたいなものつけられる?」とお客様。
見に行くとこんなお風呂でした。

鮮やかなグリーンの壁と浴槽。質感はとてもいいんですが、やはり寒そうです。
そこで「お金のことは抜きにして、ヒートショックでもたくさん毎日亡くなられています。暖かいシステムバスにされたらどうですか」と提案すると「はっはっは、やっぱりそう言うと思った」と奥様。
そんなこんなで今回、階段とお風呂のリフォームをさせていただくことになりました。
では、後編に続きます。