湯量の変化で行動がわかるらしいです。
ダイキンのエアコンやエコキュートは外出先からスマホで動きます。
帰ってきたら暖かいお部屋が出来上がっています。
昨年はVR元年だと騒がれましたが、今年はIoT元年となり、いろんなものが発売開始となっていくでしょう。
リフォームの分野でも、そういったことが加速度的におこってくる。
頭の中でイメージできるようなことはすべて実現すると私は思っているんですが、玄関から水廻り、内装に至るまで家というものはこの5年や10年でまるで変化したものになるでしょう。
玄関からは必ず鍵がなくなるでしょうし、自動ドアは当たり前でしょう。
トイレは毎日検尿してくれるでしょうし、キッチンはボタンひとつで自動料理です。
家の中を歩くだけで発電もされます。床発電。
大工さんもフローリングをきれいに貼ったら良いという時代が終わり、発電機器をも設置しながらの施工が求められます。
現にこれは振動力発電といって、歩行を始め、すべての振動をエネルギーに変換するという実在するものなんですよ。
サッシのガラスや洗面化粧台の鏡などはすべてモニターになるでしょう。
皆さんはどんな情報がそこに出てきたらいいなぁと思われますか。
お考えの内容はすべて表示されると思いますよ。
今、私の目の前にある窓です。

この窓は外部がアルミで内部が樹脂でできていて、熱伝導がしにくい高性能なサッシです。
ガラスも普通のペアガラスではなく、Low-Eという外部からの赤外線をガラス表面に塗られた皮膜が弾くものです。外から見たら少しだけ青色や緑色に見えるようなものです。
でも、こんな窓もここ数年でガラッと変化するでしょう。
手をかざすとガラスの濃さといいますか、光の透過率が変化するのは必ずできます。
私はこの先カーテンは意匠としての高級なものしか残らず、普通のカーテンは存在が消滅すると予想しています。
外から家の中が見えなく、家の中から外部から入ってくる明るさを調節できるとしたらカーテンの存在意義がないでしょう。見た目だけです。
外の温度や天気予報がガラスに表示されたり、行ったことがないようなヨーロッパやシンガポールの景色が違和感なく窓に映ったらどうでしょう。
普通の掃き出し窓が5万円だとしたら、Low-Eが10万円、ではそんなハイテクな窓、いくらなら売れるのか。
いち早くオレンジナイトのサービスに取り入れて、うちでしかできないリフォームを必ず創造していこうとワクワクします。