「ある日突然40億円の借金を背負う-それでも人生はなんとかなる。」を読みました。
日経の広告欄に大きく宣伝されていたので買ったんです。
父親の会社をある日突然継ぐことになった湯澤剛氏の体験談。
順風満帆の大手企業のサラリーマン生活から一転、36歳で倒産寸前の家業と借金40億円を引き継ぐことになった湯澤氏の16年間の記録。
返済におわれる毎日、メガバンクの非情な仕打ち、そして社内の人間模様から次から次に起こる問題や困難。
我慢に我慢をかさねた人間関係から苦しい中にも喜びを見出し、攻めの姿勢を持ち続け、折れそうになってはなんとかと踏ん張ってこられた姿に感動を感じました。
そして、最後は借金もほとんどなくなり、大企業を退職する際に「私は自分が小さな歯車のひとつに過ぎなかったことに気付いてひどく傷ついた。でも大企業にはいくらでも代わりの人材はいるが、中小企業はそういうわけにはいかない。裏返してみれば、これほどやりがいがある仕事はない」と今の自分の価値を見出された。
そして筆者は言う。「壮絶な経験の果てに、私は人の痛みが少しはわかるようになった。」
非常に大きな困難に立ち向かったからこそのいろんな気づきがあられたんだろうと思います。
読んでいて、すごいなぁ!と、とても感じました。また、こういう本を読ませてもらうことでより心が鍛えられますし、高まる感じがしました。
自分で自分自身を考えたら、すごく頑張っているような気がします、人は。
でも世の中には、とってもとっても頑張っている人も多くいます。
すごいなぁと感じましたし、やっぱり困難は大きければ大きいほどそれに比例した宝物をもってくるものだと感じました。
そして、そうかと分かったこともあります。
それは、経営者はお金に苦労して初めて一人前なんだということ。
40億の心配、眠れなかったと、そして頭を下げまくったこと。苦しかったと思います。
でもそれもこれも社員と会社を守る為。
とっても感動した1冊でした。