社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2015年05月23日

言葉から想像するイメージ

何かを成しえたい時、頭の中にそれをイメージすることが大切だと思います。

そのイメージがピンボケしていると実現は困難であるだろうし、非常に難しいことでもクリアにイメージができていれば、それはほぼ実現するのではないかと私は思う。

強烈なイメージ。


発する言葉や、周囲から聞く言葉で人はイメージをします。

このイメージの形成について、最近感じることがあります。

それは言葉が成功へ直結したものか、失敗を回避しようとするものか。

例えば我々の会社であれば売上の目標があります。

単純に「目標を達成する気しかしない!」と語る人もいれば「諦めないぞ!」と話す人もいる。

イメージの観点から言えば、私はリーダーは「目標を達成する気しかしない!」という語りをする方が大切なのではないかと思う。それはそれを聞いた部下がそれをイメージするから。

反対に「諦めないぞ!」と聞くと、諦めないことをイメージする。ネガティヴではないでしょうか。私は昔から営業の数字に対し最後の最後まで「諦める」なんてことはないし「諦めないぞ!」と考えたことがない。いえ、厳密に言えば新人の頃以外はない。

むしろ、「明日良いことが起こる!」とイメージしてきたので明日良いことが起こってきた気がする。

会社でもみんなの前で言葉を発するとき、同じ結論を言うのでも、それをどういうふうに表現するかによってみんなの頭の中のイメージは変わる。

この人はポジティブシンキング、ちょっとネガティヴシンキング、いろいろあると思いますが、良い結果をもたらすのは前者のイメージではないでしょうか。

「3つもプランを考えた!これでお客様に喜んでいただけるかな!」

「これ1つではご満足いただけないかもしれないので3つプランを持っていこう!」

結果は同じでもイメージが違う。

「何々しないようにこうしよう」ではなく「こうなるよ!」という話し方、私はもっと気をつけていこうと思います。
posted by orangeknight at 12:07
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