社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2015年05月02日

またいつかしてみたいなぁ

ゴールデンウイークですね、とても良い天気、そして爽やかな風が小さな子どものように走りまわっているお昼の事務所です。

私は今、休み前にさばききれなかった仕事をしているんですが、この天気と風にとても懐かしい感覚を感じています。

何人かとは今日も会いましたが、今日から会社は休みなので今は誰も会社にいません。

いつもは騒がしくみんながドタバタしている会社。

引っ切り無しに誰かがくる私のところには誰も来ない。

いつも流しているUSENをつけていないからかもわかりませんが、窓の外からの前を通る車の音しか聞こえない静かな事務所。この静けさ、というよりこの空気、昔のゴールデンウイークを思い出す。

私はよく創業時のことを思い出しますが、一年目のゴールデンウイークもこんな天気でした。

休んでいる場合ではないので会社に出てきて仕事をしていた。

外のこんな青空を感じて、時がゆっくり流れているなぁと感じ、まだセブンイレブンもなかったのでラムーにお昼ご飯を買いに行き、前の道路から見えないように会社の前に自分の車を横付けし、玄関と車の間に座り、一人そこでご飯を食べた。

なぜかは覚えていませんが、そうしたかったんでしょう。

車の下から見える前の道を通る車のタイヤや人の足、自転車の車輪をときどき感じ、会社の前で地面に座りご飯を食べた。

そして、当時会社の前にバッカン(産廃を捨てる大きな鉄の四角いゴミ箱)を置いていたのでその中に入り、もっとキチキチにゴミが入るように整理し、それからそのままそこで車を洗った。

すごく覚えています。

今ではしなくなりましたが、当時はハイツに住んでいて車を洗う場所もなく、会社の前でよく洗った。

車は昔から大好きで、洗車は趣味の一つ、誰にも文句を言われず自分が創った居場所で大好きな行為を行う。そこにリスクと双璧の自由を感じ、おそらく満足を得ていたんではないかと思います。

今は会社で車を洗ったら水道代が会社持ちになってしまう、などの堅苦しいものを自分がまず守らねば組織の規律はそこなわれると思っているのでしなくなりましたが、あの時はそうだった。


それ以降の記憶はないんですが、そんな事をしたなぁ。

会社の前で同じように車を横付けし、地面にダンボールを敷いて弁当を食べる。そして、同じその場所で車を洗う。

またいつかしてみたいなぁ。
posted by orangeknight at 12:32
ページトップ