昨日なんですがこの本を読みました。
「おかげさまで生きる」という本です。
医師であり、救命救急の現場で活躍される矢作直樹氏の著書で、死んでいく人を多く目にしている方だからこその視点、またその人生観が非常に勉強になりました。
「おかげさま」って良い言葉ですね。この言葉の中にいろんなものが凝縮しています。
死んでいくのはごく当然のことで悲しいことではない。そこに対して意識をむけるよりは日々を感謝の気持ちで、正しい気持ちで、素直に受け入れて正直に生きていくことが大切。お天道様がみてくれていますよ、と書かれていました。
「答えはだすものでなく出るもの」
「寿命ではなく、余命を頭に置く」
「今の人生は一度きり、今回限り」
「生きることとは死ぬこと。あるがままの自分を受け入れ、すべては学びであると知る」
「人事を尽くして天命を待つ」
「自分は愛されていないという勝手な思い込みは早く捨て去る」
「自分が思っているほど周囲は自分のことを気にしていない」
「エイジング(加齢)を楽しむ」
そして、すべてそうなんですが、特に同感です。
「人生はギブ・アンド・ギブ。惜しみなく与え続けると、全く別のところからギフトが届く」
というような事が書かれています。
とっても良いことがいっぱい書かれていますし、何か楽にもなるような本だと思います。
本屋さんにいっぱい積まれていましたよ。もしよかったら読んでみて下さい。