社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年07月18日

伝えるのは難しい!?

「わざわざ挨拶に来てもらうほどの者ではないから、遠いところからやからいいですって言うといて!。あっ、ちゃんと自分の言葉で失礼のないように言うんやで!」

こういう会話が先週私とうちの事務の一人との間でありました。

まだまだ新米な若い子なのでこういう補足を付けた言い方をしたんです。

こうも言いました。「お前の発言や言い方、ちょっとしたニュアンスが俺や会社が言っていることになるんやで。事務職というのは簡単なものではないんやで。言われた言葉を自分なりに噛み砕いて、自分の言葉に変えて話すのはとても大事なことや」と。

あるメーカーの方が来週ご挨拶に行くと仰っている、どうしましょう?との問いかけに対する私の答えでありました。

私はわざわざ大阪から特別に用事もないであろうに私なんぞの所に来ていただかなくても結構ですよ、という想いでした。

後で「自分の言葉で伝えました」との報告も受けていました。

普通はそれで終わり。なんですが、そうではありませんでした。

11時前に私に会社から電話がかかってきました。

「〇〇の誰々様が道が混んでいて11時に少し遅れるとお電話がありました」と。

私は「えっ、そんな時間に約束していない、どういうこと?あっ、先週ちょうどお前に丁重にお断りするように言っていた分やんか!」

「はい、私はお断りしました。」とその後で私がまた約束でもしたのかなというニュアンスでした。

「じゃあなんで来られよんよ!それも11時なんかいう時間まで決めて!」

「はい〜、どうしましょう〜(困)」

「そんなんわざわざ大阪から来られとんのに会えませんなんか言えへんやろ!すぐ帰る!」で話は終わったんですが、訳が分かりません。

後でその子に聞いても「きちんとお断りしたはずなんですが…。」と言います。

私が帰ってすぐにそのメーカーの方は来られたんですがお一人ではなく、上司の方、またそのまだまだ上の常務もご一緒でした。

私がいなかったらとんでもないことになっていたと思います。

他の方がいる手前何事もなかったかのように話をし、「またこれからもよろしくお願いします」と無事に終わりましたが一歩間違えればそのメーカーの方も怒られますし、うちも失礼なことをしてしまうところでした。

しかし、後から事情を聞きましたがお断りしたと思うんですがと言うし、その11時という時間はどこから出てきたのか皆目検討がつきませんし、全く理解ができません。

しかし、きちんと相手にものを伝えるということはとても重要ですし、同じ言葉でも言い手と受け手でその取り用は千差万別だと思いました。

うちの事務にはきつく注意もしましたが、その子は昨日不意にこんな事を言いにきました。「私は頑張って成長していきますのでみていて下さい」と。嬉しかったですし、何かかわいく感じました。なので気持ちは分かりましたので今後には期待しています。


それにしてもわけがわからん。








posted by orangeknight at 16:52
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