毎日何人もの方を面接させていただいている今週です。
けっこうな頻度で面接で話をさせていただいていることがあります。
話をしていて、また聞かせていただいていて話が佳境に入ってきたとき、私はよく「あなたはご自分で何が自分に向いているとか、自分は何をしたらよいのだろうか考えますか?」と尋ねます。
だいたいの方が「はい、探しています」とか「何がよいか模索している」的な事を仰ります。
私は言います「自分探しはおそらく探して見つかるものではないですよ」と。
そして「私は今Reformの会社を経営していますが、この仕事が自分自身でベストかどうかは分かりません」と。
私は以前に勤めていた会社でこの仕事につかせていただきましたが、それはたまたまその部署に配属されただけで、この仕事をしたくて始めたわけではありません。
まして、その会社に面接に行ったのはひょんな事がきっかけで、その会社に就職したくて応募したのではなく、失礼ながらたまたま行かせていただいた会社だったのです。
私はその会社で今の仕事につき、「続けた」から今があります。「辞めなかった」から未来がみえたんですと。
大切なのは「与えられたことを毎日毎日繰り返すこと」そうすることでその仕事の本質がみえてくる。すると、その先の何かがみえてくる。
私はそこが大切であると思っています。
どの業種でもそうですが、大成した人は与えられた職業を毎日誠実に感謝してこなし、そこから理解し、悟った人ではないでしょうか。
私はさまざまな職業をしてきた人が、いわゆるキャリアアップしたというような事を言われますが全く同感できません。
一年、二年で職を転々とする人はその仕事を知ったかもわかりませんが、私は理解はできていないだろうと思っています。
とにかく、仕事は与えられたことをコツコツコツコツこなすこと。
毎日同じ事を繰り返し、そしてまわりの人がしていることを盗んで自分のものにして、やっと少し理解できてくるんではと考えています。
以前にチャンスというものは受け身なものであると書いたことがありますが、チャンスに気づき、きちっとものにするのが大切で、チャンスは自分で探すのではなく、訪れるものです。
与えられたことを日々誠実に繰り返すことって生きていくうえでとても大切だと思います。
私は与えられた仕事について、その本質を理解できるようになって初めて一人前だと思っています。
ですから、オレンジナイトに入社下さる皆様にはこのような話を致します。
自分自身の存在意義は探してみつかるものではありません。
与えられたことをコツコツとこなしていった人が10年後輝いているんですよと。
自分が何をしたらまわりの人が仕事をしやすいかを考えるような人、こういう方が伸びてくるんだろうと思っています。
探すべきもの、気付くべきものいろいろなものがありますね。
2014年06月11日
自分は探せない!? 自分自身は探せない!?
posted by orangeknight at 22:10
-
Twitter
-
最近の記事
- (06/11) 自分は探せない!? 自分自身は探せない!?
-
過去ログ
- 2024年12月 (36)
- 2024年11月 (32)
- 2024年10月 (35)
- 2024年9月 (42)
- 2024年8月 (30)
- 2024年7月 (40)
- 2024年6月 (41)
- 2024年5月 (35)
- 2024年4月 (42)
- 2024年3月 (53)
- 2024年2月 (39)
- 2024年1月 (37)
- 2023年12月 (40)
- 2023年11月 (35)
- 2023年10月 (33)
- 2023年9月 (39)
- 2023年8月 (36)
- 2023年7月 (37)
- 2023年6月 (42)
- 2023年5月 (32)
- 2023年4月 (31)
- 2023年3月 (38)
- 2023年2月 (32)
- 2023年1月 (31)
- 2022年12月 (36)
- 2022年11月 (34)
- 2022年10月 (28)
- 2022年9月 (27)
- 2022年8月 (30)
- 2022年7月 (32)
- 2022年6月 (40)
- 2022年5月 (21)
- 2022年4月 (34)
- 2022年3月 (40)
- 2022年2月 (31)
- 2022年1月 (34)
- 2021年12月 (35)
- 2021年11月 (32)
- 2021年10月 (34)
- 2021年9月 (39)
- 2021年8月 (35)
- 2021年7月 (42)
- 2021年6月 (30)
- 2021年5月 (28)
- 2021年4月 (30)
- 2021年3月 (29)
- 2021年2月 (34)
- 2021年1月 (37)
- 2020年12月 (38)
- 2020年11月 (38)
- 2020年10月 (36)
- 2020年9月 (32)
- 2020年8月 (36)
- 2020年7月 (34)
- 2020年6月 (36)
- 2020年5月 (39)
- 2020年4月 (43)
- 2020年3月 (40)
- 2020年2月 (36)
- 2020年1月 (34)
- 2019年12月 (37)
- 2019年11月 (28)
- 2019年10月 (30)
- 2019年9月 (43)
- 2019年8月 (33)
- 2019年7月 (34)
- 2019年6月 (34)
- 2019年5月 (25)
- 2019年4月 (29)
- 2019年3月 (37)
- 2019年2月 (34)
- 2019年1月 (28)
- 2018年12月 (32)
- 2018年11月 (31)
- 2018年10月 (34)
- 2018年9月 (37)
- 2018年8月 (29)
- 2018年7月 (39)
- 2018年6月 (40)
- 2018年5月 (34)
- 2018年4月 (35)
- 2018年3月 (34)
- 2018年2月 (25)
- 2018年1月 (31)
- 2017年12月 (29)
- 2017年11月 (31)
- 2017年10月 (30)
- 2017年9月 (33)
- 2017年8月 (39)
- 2017年7月 (39)
- 2017年6月 (35)
- 2017年5月 (40)
- 2017年4月 (42)
- 2017年3月 (34)
- 2017年2月 (41)
- 2017年1月 (41)
- 2016年12月 (40)
- 2016年11月 (35)
- 2016年10月 (37)
- 2016年9月 (43)
- 2016年8月 (49)
- 2016年7月 (38)
- 2016年6月 (44)
- 2016年5月 (46)
- 2016年4月 (41)
- 2016年3月 (43)
- 2016年2月 (41)
- 2016年1月 (43)
- 2015年12月 (43)
- 2015年11月 (45)
- 2015年10月 (41)
- 2015年9月 (36)
- 2015年8月 (36)
- 2015年7月 (33)
- 2015年6月 (23)
- 2015年5月 (30)
- 2015年4月 (34)
- 2015年3月 (38)
- 2015年2月 (26)
- 2015年1月 (27)
- 2014年12月 (28)
- 2014年11月 (31)
- 2014年10月 (20)
- 2014年9月 (21)
- 2014年8月 (21)
- 2014年7月 (26)
- 2014年6月 (23)
- 2014年5月 (21)
- 2014年4月 (22)
- 2014年3月 (22)
- 2014年2月 (21)
- 2014年1月 (20)
- 2013年12月 (22)
- 2013年11月 (22)
- 2013年10月 (22)
- 2013年9月 (26)
- 2013年8月 (25)
- 2013年7月 (27)
- 2013年6月 (31)
- 2013年5月 (31)
- 2013年4月 (35)
- 2013年3月 (33)
- 2013年2月 (29)
- 2013年1月 (38)
- 2012年12月 (30)
- 2012年11月 (35)
- 2012年10月 (34)
- 2012年9月 (35)
- 2012年8月 (30)
- 2012年7月 (39)
- 2012年6月 (29)
- 2012年5月 (31)
- 2012年4月 (38)
- 2012年3月 (33)
- 2012年2月 (29)
- 2012年1月 (27)
- 2011年12月 (24)
- 2011年11月 (31)
- 2011年10月 (25)
- 2011年9月 (27)
- 2011年8月 (26)
- 2011年7月 (42)
- 2011年6月 (2)