いろんなタイプの営業マンがいると思いますが、僕は昔からお客様に頼りにされるより、かわいがってもらうタイプでした。
今は肩書きが社長なのでなかなか本来の姿を出せないのと、年もいってきたので以前みたいなキャラではいれないところもあるんですが、僕は何歳になってもそういうのが個人的に好きなんです。
僕はお客様に育ててもらってきました。
教えて下さいと、いう姿勢が一番話がしやすいと感じます。
お住まいをリフォームされる世代が僕の親世代、祖父母世代が多いということもあり、やはり「うちの子みたいや」「うちの息子が外でこうやって頭をさげよんかと思うと」という言葉はよくいただきましたし、実際僕が逆の立場でもそういうふうに考えてしまうものだと思います。やはり「助けていただく」そして「育てていただく」というのが自然体でやりやすい。
僕は忙しくてもお客様には絶対に「暇なんです」とか「時間はいつでも空いていますよ」と言います。
忙しいとは言わないことをポリシーにしています。
なぜかと言うと僕がそういう子が、そういう人が好きだから。
忙しいであろうことは僕のお客様方は大人なので想像してくれています。
そんな中、僕が忙しいと言わないことにかわいさを感じてくれるんだと思っていますし、やはり相手は僕より大人だということが紛れもない事実、格好はつける必要は無いと思います。
なので僕はお客様に「消費税の駆け込み需要の一段落のせいで売上が今月は悪くて」と言いますし、お客様に「儲けさせていただいています」と堂々と言います。
「ちゃんと損せんようにしいよ」とか「儲けはきちんと取りなさいよ」とずっとお客様から言われてきましたし、相手は大人で僕より器が大きいんですからそういう気持ちになるのは必然、僕が取引先から「最近良くなってきている」と言われ嬉しいのと同じ感覚なんだと思います。
知識が人一倍ある者が売れるわけではなく、資格を持っている人間が売れるわけでもない。一番売れるのはお客様にかわいがってもらえる営業マン。これが僕の持論であります。
かわいがってもらい、きちんとその恩を返す営業マン。基本はそこだと思います。
営業マンを長いことしていると勘違いする事も時もある。そんな時、僕は原点を思い出すようにしてきました。
助けてもらう、育ててもらう、そして工事で恩を返す。本音をお客様に言うのが僕は好きですね。
2014年04月29日
お客様に育ててもらうのが僕は好き
posted by orangeknight at 22:33
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