社長の日記「つみかさね」

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2013年12月24日

オレンジナイトのクリスマスプレゼント

今日はクリスマスイヴ、雪は舞ってはいませんがとても寒い一日です。姫路本店では、今日と明日はいつもは夜だけのイルミネーションを朝から点灯しています。


午前中は姫路市内の、ある児童養護施設に伺ってきました。

クリスマスプレゼントをお届けさせていただいたんです。

今年で三回目、今年は毛布をお届けしました。

月初に一度お伺いし、無理を言いリクエストしていただきました。

自己満足のプレゼントではなく、贈った相手が喜んで下さるものがいいなと考えたからです。

たいした金額ではありませんが、みんなで稼いだ会社の利益と、うちの社員全員が自分のお金を持ち寄り予算を決め、それを各店舗と本社の各課で均等に配分し、それぞれで話し合い相手の気持ちになり買ってきてもらいました。

価格帯などの条件を定めていましたので、商品としては全体的に同じような良い質感となり、社員みんなを行動させたことにより、各自の意識が高まったと思いますし、みんなにこういう事の大切さと、贈った側が得られる幸福感を感じてほしいというのが今回のオレンジナイトの学びです。

買いに行った者もたくさん買っていますので聞かれます。総務課の主任の沼田が言っていましたが、「何に使うんですか?と聞かれました。なので、これこれこういうプレゼントなんです。と言うと、それならその予算でこれでちょうどにさせてもらうな!」と言われ、サービスしてくれたと。

「嬉しかった」と言っていました。僕も嬉しいなぁと心から思いました。


そして、昨日各店舗から持ち寄り、夜にリボンでラッピングさせていただきました。

営業たちは自分たちの仕事を一生懸命し、担当の者がこうやって作業をする。同じ時間に。

写真 のコピー.JPG

みんなが自分の仕事をしてくれているなぁと僕はこの光景を見ながら昨日感じたんです。

みんなが自分の仕事をすることによって全員で形にできているんだなぁと思いました。


会社の車2台に載せ、お届けさせていただきました。

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僕は去年まではこういうような話はあまり書くまい、と考えていました。

何か自慢というか、格好をつけているようにとられたら嫌だなぁという気持ちや、何か目立つことをしたらいつも何か陰口が聞こえてくるので「また、オレンジナイトが宣伝目的でしていると思われたら嫌だ」という想いから社内だけのことに、オープンにしていませんでした。

しかし、今は考えが変わり、こういう事はどう思われても、いろんな批判や中傷があっても自分の考えは自分が一番分かっているし、批判くらい普通に受けられないと一人前になれないなという考えに至ったんです。

そしてもう一つ、僕は四年くらい前の、タイガーマスクがどこかの施設の子供たちに、ランドセルを名乗らず寄付したという話に感銘を受けました。

僕はその時にこう感じたのを鮮明に覚えています。

僕は今までランドセルは全員が持っていると思っていた。

みんなが小学校入学と同時に真新しいランドセルを買ってもらい、それを背負って小学校に通っていると思っていた。

僕は昔ランドセルをイス代わりや、背負ったまま寝転んだり、小学校から帰ってきたら玄関にそれを放り投げ、いってきまーす!と遊びに行っていたな。

ランドセルは新しいのがもらえて貰えて当たり前で、そこには何の感謝も無かったなと。

そして、ランドセルが無い子だいるのか…と、その時初めて知りました。

狭い範囲で生きているなぁ、と感じましたし、僕もそういう役に立つ事をしたい、タイガーマスクを見習いたいなと感じたんです。


そう、そういう想いがありますので、これは社内で隠すんではなく、公にすることによって僕のように触発される方もおられるかもわかりませんし、そもそも僕が会社を大きくしたい理由は「世の中へ影響力を出したい」なので、それにより従った行動は「良いことをしたら書いていこう、言っていこう」だと結論付けたんです。


ともかく、たくさんの方がこういうプレゼントをしてくれていると思いますが、その中にオレンジナイトの毛布があり、それを子供たちがあたたかいなぁと使ってくれたら嬉しいですよね。

それは単純に嬉しいですし、子供を大切にすることは日本の未来に直結します。日本の未来は子供たちが継承します。

その子供たちは近所の子も含め、我々大人が見守り、教育していくのが義務だと思っていますし、子供は国の宝です。

これからもオレンジナイトは世の中の役に立てる会社を目指したいと思っていますし、僕を筆頭にうちの社員もそういう所に目を向けられる人間に成長していけたらありがたいなと感じます。


今日、そこの園長が言われていました。

こういう施設だからこそ子供たちが得られる物もあるんですよ。

集団生活から学んだ社会への適合性は仕事をするうえでは生きてくるんです。

そして、こういう施設はネガティブなイメージが大きいですが、決してそんなことはなく、子供たちは元気いっぱい幸せに育っていっています、と。

園長ご夫妻の顔はとても優しく幸せそうでした。


そういうお話も聞かせていただき、本質と言いますか、知るためにはまだまだ深いですが、何かそのだいぶ手前ではありますが行動したことにより、少し前身できたなと、そして一層子供たちは社会で育てるものだなと再確認致しました。勉強になりました。


このブログを通じて、社員みんなにもなかなか同時に同じ話ができないので、結果報告できることにありがたいと思っていますし、こういうことをオレンジナイトができることに、お客様には心から感謝致しております。
















posted by orangeknight at 14:32
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