僕は販促にはこだわりをたくさん持っています。
これはまだサラリーマン時代に営業をしていた頃に、戦術なく営業活動をするのと、ずーっと考え、ひらめきでよいので戦術をもってあれこれやっているのとでは結果が明らかに異なることを体験し、そこに何か法則性みたいなものがみえてきたのがきっかけです。
よく言われますが、うちにはコンサルも入っていませんし、僕が何かをしているわけでもなく、以前からの独学のみでやっています。
ただ、同じことをするにしても「やり方」一つで結果には歴然たる差が生まれる。これって考えれば考えるほど楽しいことではないでしょうか。
「これぞ営業の醍醐味ですよ!」と会社でみんなにいつも言っています。
話は戻って、例えばPOPとして使っている「のぼり」ですが今日新しい物に入れ替えました。
倉庫や廃材置き場などにものぼりを立てているんですが、仕上がりを見にいくと残念でした(苦笑)。
何人かには教えているんですが、もっと僕がこまかく言わないといけないと思いました。
まず、倉庫です。
見に行ったときはこれです。
そして、位置を入れ替えてみました。これです。
どうですか?
次に廃材置き場です。最初がこれです。
直したのがこれです。
違いに気付いていただけましたか?
のぼりが2種類ありまして、どちらにも共通していたのが「バランス」の良さなんです。
多分、2カ所別の者がやったはずなんですが、何も考えずに立てたか(これは違うことを祈ります)、バランスを考えたんではと思います。
僕が考える正解はどちらも並べ直した方でして、バランスより連続性重視です。
2種類が交互に並んだ10本ののぼりと、こちらとではインパクトが違うはずです。
まず、のぼりは目を引かないと意味がありません。
ただの飾りではありませんから読んでほしい。
読んでもらうには車で通る方々が1秒もないくらいの間で一目で「視る」ことイコール読むくらいの内容でないと絵になってしまいます。
それを完遂するためにはまずインパクトが必要なのです。
戦国時代、武士はのぼりを掲げて戦をしていました。同じのぼりを掲げた兵が100人迫ってくるのと、さまざまなのぼりを掲げた兵が同じ数くるのとではインパクトが違います。
小学生の時、国語の本に「スイミー」というのがありました。たしか小さい魚が大きい魚の形に魚群を組んで泳ぐ話。あれからも得るものがありました。
そして何と言っても回転寿司です。
回転寿司はオーダーした商品は番号の書いた皿に乗ってきたりしますが、フリーの握りは同じ種類のものが連続でまわってきていませんか?
僕は学生のときある回転寿司屋さんにアルバイトに行っていましたが、当時のそこではそれはタブーでした。
同じネタを握ったらあちこちに分散してレーンに流す。
エビの後ろにはタイ、そしてハマチ、タコ、蒸し穴子、エンガワのように。
しかし、大手は違っています。
マグロ、マグロ、マグロ、マグロ、マグロ、マグロー!です。
それはいわば「マグロが来ましたよー!!!!!」と客である僕に主張しているように感じます。
これがセオリーだと思いましたし、思っています。
販促の絶対原則は「繰り返すこと」「重ねる、かぶせる」そして「数」だと考えています。
そのようなことから、僕はのぼりは連続させたいです。
お客様に例えば今回の弊社ののぼり「職人技」を強調しようと思ったら、のぼりも職人技、職人技、職人技、職人技、職人技、職人技とするのが良いと考えます。
せっかくするんですから、効果のでるやり方って考えれば考えるほどあると思うんです。
持論なんでマーケティングの世界で正しいかどうかは分かりませんが、僕はそう思っています。
2013年09月05日
のぼりのならべ方
posted by orangeknight at 13:41
2013年09月04日
あさっては折込み
あさって9月6日(金)は折込みの日です。
この秋オレンジナイトは6周年、創業六周年祭「オレンジナイトミクス」を開催致します。
10月は金額を重視したセールは予定致しておりませんので、今回が先月から続くイベントの最後となります。
大工工事から塗装工事、水廻りや全面Reformそして部分補修に至るまで、全ての工事に対してお見積もり金額から6周年にかけて6%値引きさせていただいたり、クリナップのラクエラというシステムキッチンを破格値でご提供させていただきます。
アベノミクスの恩恵は我々にはまだおりてきませんが、オレンジナイトミクスで少しでもお役に立てればと考えています。
裏面は「屋根と瓦特集」です。
オレンジナイトの職人の仕事の質は自分で言うのもおこがましいですが高いと思います。
今も台風がきています。
ここ数日雨も続いていますし、雨漏りのお問い合わせも格段に増えています。
単純そうで技術が要求されるこういった屋根の工事なども得意としていますので、もしよろしかったらお問い合わせ下さればと思っています。
簡単な補修から屋根葺き替え、水切りなどお客様のニーズをよくお聞きしたうえでご提案させていただきます。
オレンジナイトミクス!よろしくお願い致します。
この秋オレンジナイトは6周年、創業六周年祭「オレンジナイトミクス」を開催致します。
10月は金額を重視したセールは予定致しておりませんので、今回が先月から続くイベントの最後となります。
大工工事から塗装工事、水廻りや全面Reformそして部分補修に至るまで、全ての工事に対してお見積もり金額から6周年にかけて6%値引きさせていただいたり、クリナップのラクエラというシステムキッチンを破格値でご提供させていただきます。
アベノミクスの恩恵は我々にはまだおりてきませんが、オレンジナイトミクスで少しでもお役に立てればと考えています。
裏面は「屋根と瓦特集」です。
オレンジナイトの職人の仕事の質は自分で言うのもおこがましいですが高いと思います。
今も台風がきています。
ここ数日雨も続いていますし、雨漏りのお問い合わせも格段に増えています。
単純そうで技術が要求されるこういった屋根の工事なども得意としていますので、もしよろしかったらお問い合わせ下さればと思っています。
簡単な補修から屋根葺き替え、水切りなどお客様のニーズをよくお聞きしたうえでご提案させていただきます。
オレンジナイトミクス!よろしくお願い致します。
posted by orangeknight at 10:19
2013年09月03日
失敗する気がしない!
「他社との差別化」これは民間企業、特に我々中小企業には絶対欠かせないテーマであり、生き残るための必須要件だと思います。
大手企業でもこれを考えますが、小さな会社には小さな会社なりの差別化があるはずですし、オレンジナイトにしかできない、またしないものを常々考案しています。
それにしてもたくさん考案しますが「成功したー!」と感じるものは本当にごく僅かです。
ユニクロの柳井さんが1勝9敗とはよく言ったもので、僕くらいのレベルでは数えていませんが1勝30〜40敗くらい、下手をするともっと負け込んでいるかもわかりません。
地域のお客様がたくさん工事を依頼くださり、会社のみんなや職人が朝から晩まで一生懸命働いてくれるおかげで、創業以来少しずつ増収増益とさせていただいてはいますが、我ながらたくさん失策していると感じます。
でも、いつも心掛けているのは「これは失敗かもしれないなぁ」と感じたら即座に修正するか止めてしまいます。
たぶんこのおかげで傷が浅いうちにすみ、それから新しい何かが生まれているのかなと思っています。
ちなみにこれは自身の株への投資の失敗(額は数百万ですが)から得た教訓です。「損切り」は非常に大切ですし、意地を張ってもしょうがありませんし、良い意味でも悪い意味でも自分自身の営業スタイルも「可能性主義から確率主義」へといつのまにか変化したものです。
僕の近くにいる社員はおそらく「この人言うことコロコロ変わるなぁ!」と思っていることでしょう(笑)。
そうなんです。僕は根本的な思想信条以外にこだわりはなく、極端に言うと朝令暮改という言葉がありますが、なんと素晴らしい動きではないかとくらい好きな言葉なのです。
今日もとても良い案が浮かびました。今、浮かんだのでこのブログを書いています。
ずっと感じるんですが、この考えついた案が失敗する気が全くしません。
最高やー!とすごく感じます。
しかし、結果は非常にたくさん失敗しています。
僕は考えます。今この時点で多少なりともこの気持ちが衰えたり、このいわゆる勘違いにまで近いような自信がなければ経営なんてできないなと思いますし、この根拠のない自信がなくなったらやめようと思います。
だって、それに振り回される会社のみんなに失礼ですし、ついていきたくないでしょうから。
とにかく他社との差別化における良い案が浮かびました。
ハッハッハ−!これはいけます!これはお客様にとって嬉しく感じていただけるささやかな行動!?ではないかと今感動しています。
大手企業でもこれを考えますが、小さな会社には小さな会社なりの差別化があるはずですし、オレンジナイトにしかできない、またしないものを常々考案しています。
それにしてもたくさん考案しますが「成功したー!」と感じるものは本当にごく僅かです。
ユニクロの柳井さんが1勝9敗とはよく言ったもので、僕くらいのレベルでは数えていませんが1勝30〜40敗くらい、下手をするともっと負け込んでいるかもわかりません。
地域のお客様がたくさん工事を依頼くださり、会社のみんなや職人が朝から晩まで一生懸命働いてくれるおかげで、創業以来少しずつ増収増益とさせていただいてはいますが、我ながらたくさん失策していると感じます。
でも、いつも心掛けているのは「これは失敗かもしれないなぁ」と感じたら即座に修正するか止めてしまいます。
たぶんこのおかげで傷が浅いうちにすみ、それから新しい何かが生まれているのかなと思っています。
ちなみにこれは自身の株への投資の失敗(額は数百万ですが)から得た教訓です。「損切り」は非常に大切ですし、意地を張ってもしょうがありませんし、良い意味でも悪い意味でも自分自身の営業スタイルも「可能性主義から確率主義」へといつのまにか変化したものです。
僕の近くにいる社員はおそらく「この人言うことコロコロ変わるなぁ!」と思っていることでしょう(笑)。
そうなんです。僕は根本的な思想信条以外にこだわりはなく、極端に言うと朝令暮改という言葉がありますが、なんと素晴らしい動きではないかとくらい好きな言葉なのです。
今日もとても良い案が浮かびました。今、浮かんだのでこのブログを書いています。
ずっと感じるんですが、この考えついた案が失敗する気が全くしません。
最高やー!とすごく感じます。
しかし、結果は非常にたくさん失敗しています。
僕は考えます。今この時点で多少なりともこの気持ちが衰えたり、このいわゆる勘違いにまで近いような自信がなければ経営なんてできないなと思いますし、この根拠のない自信がなくなったらやめようと思います。
だって、それに振り回される会社のみんなに失礼ですし、ついていきたくないでしょうから。
とにかく他社との差別化における良い案が浮かびました。
ハッハッハ−!これはいけます!これはお客様にとって嬉しく感じていただけるささやかな行動!?ではないかと今感動しています。
posted by orangeknight at 15:34
-
Twitter
-
最近の記事
-
過去ログ
- 2024年11月 (24)
- 2024年10月 (35)
- 2024年9月 (42)
- 2024年8月 (30)
- 2024年7月 (40)
- 2024年6月 (41)
- 2024年5月 (35)
- 2024年4月 (42)
- 2024年3月 (53)
- 2024年2月 (39)
- 2024年1月 (37)
- 2023年12月 (40)
- 2023年11月 (35)
- 2023年10月 (33)
- 2023年9月 (39)
- 2023年8月 (36)
- 2023年7月 (37)
- 2023年6月 (42)
- 2023年5月 (32)
- 2023年4月 (31)
- 2023年3月 (38)
- 2023年2月 (32)
- 2023年1月 (31)
- 2022年12月 (36)
- 2022年11月 (34)
- 2022年10月 (28)
- 2022年9月 (27)
- 2022年8月 (30)
- 2022年7月 (32)
- 2022年6月 (40)
- 2022年5月 (21)
- 2022年4月 (34)
- 2022年3月 (40)
- 2022年2月 (31)
- 2022年1月 (34)
- 2021年12月 (35)
- 2021年11月 (32)
- 2021年10月 (34)
- 2021年9月 (39)
- 2021年8月 (35)
- 2021年7月 (42)
- 2021年6月 (30)
- 2021年5月 (28)
- 2021年4月 (30)
- 2021年3月 (29)
- 2021年2月 (34)
- 2021年1月 (37)
- 2020年12月 (38)
- 2020年11月 (38)
- 2020年10月 (36)
- 2020年9月 (32)
- 2020年8月 (36)
- 2020年7月 (34)
- 2020年6月 (36)
- 2020年5月 (39)
- 2020年4月 (43)
- 2020年3月 (40)
- 2020年2月 (36)
- 2020年1月 (34)
- 2019年12月 (37)
- 2019年11月 (28)
- 2019年10月 (30)
- 2019年9月 (43)
- 2019年8月 (33)
- 2019年7月 (34)
- 2019年6月 (34)
- 2019年5月 (25)
- 2019年4月 (29)
- 2019年3月 (37)
- 2019年2月 (34)
- 2019年1月 (28)
- 2018年12月 (32)
- 2018年11月 (31)
- 2018年10月 (34)
- 2018年9月 (37)
- 2018年8月 (29)
- 2018年7月 (39)
- 2018年6月 (40)
- 2018年5月 (34)
- 2018年4月 (35)
- 2018年3月 (34)
- 2018年2月 (25)
- 2018年1月 (31)
- 2017年12月 (29)
- 2017年11月 (31)
- 2017年10月 (30)
- 2017年9月 (33)
- 2017年8月 (39)
- 2017年7月 (39)
- 2017年6月 (35)
- 2017年5月 (40)
- 2017年4月 (42)
- 2017年3月 (34)
- 2017年2月 (41)
- 2017年1月 (41)
- 2016年12月 (40)
- 2016年11月 (35)
- 2016年10月 (37)
- 2016年9月 (43)
- 2016年8月 (49)
- 2016年7月 (38)
- 2016年6月 (44)
- 2016年5月 (46)
- 2016年4月 (41)
- 2016年3月 (43)
- 2016年2月 (41)
- 2016年1月 (43)
- 2015年12月 (43)
- 2015年11月 (45)
- 2015年10月 (41)
- 2015年9月 (36)
- 2015年8月 (36)
- 2015年7月 (33)
- 2015年6月 (23)
- 2015年5月 (30)
- 2015年4月 (34)
- 2015年3月 (38)
- 2015年2月 (26)
- 2015年1月 (27)
- 2014年12月 (28)
- 2014年11月 (31)
- 2014年10月 (20)
- 2014年9月 (21)
- 2014年8月 (21)
- 2014年7月 (26)
- 2014年6月 (23)
- 2014年5月 (21)
- 2014年4月 (22)
- 2014年3月 (22)
- 2014年2月 (21)
- 2014年1月 (20)
- 2013年12月 (22)
- 2013年11月 (22)
- 2013年10月 (22)
- 2013年9月 (26)
- 2013年8月 (25)
- 2013年7月 (27)
- 2013年6月 (31)
- 2013年5月 (31)
- 2013年4月 (35)
- 2013年3月 (33)
- 2013年2月 (29)
- 2013年1月 (38)
- 2012年12月 (30)
- 2012年11月 (35)
- 2012年10月 (34)
- 2012年9月 (35)
- 2012年8月 (30)
- 2012年7月 (39)
- 2012年6月 (29)
- 2012年5月 (31)
- 2012年4月 (38)
- 2012年3月 (33)
- 2012年2月 (29)
- 2012年1月 (27)
- 2011年12月 (24)
- 2011年11月 (31)
- 2011年10月 (25)
- 2011年9月 (27)
- 2011年8月 (26)
- 2011年7月 (42)
- 2011年6月 (2)