社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年09月19日

挨拶について

オレンジナイトでは僕を含めた社員を個別にさまざまなカリキュラムのあるセミナーに参加させているのは何度か書かせていただいています。

大阪でやっているものなので、負担なく、そしてセミナーを受けたことで満足するのではなく、アウトプットの期間を設けるために毎月ではなく基本的に2ヶ月や3ヶ月に一度の参加ということにして、ロハスに断続的に全員で成長していくつもりです。

数字に関してから聴き方、話し方から礼儀、マナー、戦略や経理などさまざまな内容があるんですが、昨日「体感型挨拶研修」という講義を本社総務課の山口が受けました。

誰が何を受けるというのは僕が指定しているんですが、彼女は昨日は一人で行ってきました。

彼女はとても素直な子、おそらくまわりの社員誰もが認めるところでしょうし、親御さんの教育が良いんだと思います。

面接の時から笑顔が素敵で明朗で、履歴書の字がとても心を込めて書いた字だったのが第一印象です。

いつも参加したセミナーを飲み込んでくれ、良かった、勉強になった!行かせてもらってありがとうと言ってくれる。

こんなとき、逆にありがとうなと思うのが経営者、といいますか言い出しっぺです。もっとしてあげようと思いますよね。


いつも参加した人には感想を聞かせてもらい、所定の用紙にレポートを提出してもらっているんですが、山口が「いつも大きな声で挨拶したり、接客基本用語を唱和しているので、周りの人たちよりよくできていると言われた…」とニコニコして言っていました。

そして「会社の中ではいつも大きな声で挨拶しているんでそれが当たり前だと思っていましたが、社外に出たら我ながら自分の挨拶に注目されるのを感じ嬉しかったです」と教えてくれた。


この類いの研修に参加した者から僕もあらためて挨拶をいろいろ教わります。

一番大切なのは気持ちですし、一度こちらを見て、ニコっとして「おはようございます!」と笑顔で言ったあとにおじぎをする。前半は笑顔があると気持ちが良くなりますし、後半これを「分離礼」と言うんですが、目を見て挨拶したあとで別の動作として礼をする所作の美しさは日本の美徳であると感じます。


挨拶は会社を創った日からこだわって、そしてこまかく言っています。

声は張るように!目を見ましょう!目上の者に挨拶するときは立ち止まりましょう!部下や後輩、目下の者に適当な挨拶をする者は人としてダメですよ!

僕が朝来たとき、帰るときは立って挨拶しましょう!こんなことまで自分で言いました(笑)。当たり前のことで、僕は社内における全てのことにおいて一人で全責任をおっていますし、そもそも僕に対してそれくらいの常識的挨拶ができない者が工事をさせてくださるお客様や、取引先や関係者、営業でこられるお客様に失礼のない挨拶ができるわけがないでしょう!から始まりました。

よく自分でここまで皆まで言うなぁと考えたことは多々ありましたが、部長の平本筆頭に広めてくれる者たちのおかげで定着しています。

今では社外の人から「オレンジナイトさんに行ったら事務の人たちがすごく気持ちの良い挨拶をしてくれる」「全員立たれて挨拶されるから緊張した」「営業や管理の人たちも皆さん挨拶してくます」など手前味噌ながら褒められたことしかありません。本当に褒められたことしかないのです。


山口の研修の話を聞き、挨拶かぁと朝から考えさせてもらいました。

ただ、僕の経験から言えば学校で礼儀や道徳が教えられていないのが問題です。

教育の根幹となる部分だと思いますので、こういったことはもっと小さい頃からきちんとしていったほうが良いと思います。


会社は教育の場です。僕ももっともっとみんなと成長したいなと思いましたし、やってて良かったと思えた朝でした。





















posted by orangeknight at 10:09
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