台風がくるのかと思いきやだいたいいつも逸れるのが播磨地方です、今回もとりあえずは大丈夫なようで、工事もさせていただいています。
今日僕が担当し、させていただいているのが「ガラスの取替え工事」です。
僕、ガラスが好きなんです。
もちろん建築全般好きですが、中でも照明とガラスとタイルに特に惹かれます。
今回は築20年くらいのおうちで、サッシはそのままで1枚ガラスをペアガラスに取り替えたいというご要望でした。
ご存知の通り、現在は断熱の観点からペアガラスという2枚のガラスの間に空気層を設けた窓が主流でして、僕自身が使っていますが圧倒的に1枚ガラスとは熱の流入出、音の伝わりが違いますし結露が出ないという高性能なものだと思います。
今くらいの季節なども、いくらエアコンをかけても効かないなぁといわれる方などは、いつもお使いの部屋だけでも試しに変えていただきたいと感じる商品です。
ガラスのお話をさせていただく中で、僕は「Low-Eガラス」をもしよければとご提案致しました。
Low-E(ろーいー)ガラスとはペアガラスはペアガラスなんですが、更に高性能なガラスで、皆さんガラスにうっすらグリーンやブルーの色の入ったものをご覧になられたことはございませんか?もしございましたらそれかもです。
ペアガラスは2枚のガラスの間に空気層があったり、特殊なガスが注入されていたりして断熱効率を上げるものなんですが、Low-Eは外側のガラスの内側に特殊な金属膜が施され、外部からの紫外線や赤外線を大幅に反射及びカットしますので窓際にいても暑くないんです。
ということは一層熱効率がよく快適な生活をお送りいただけるというしろものです。
お客様も「そんなものがあるんか」とご興味をもっていただいたので、金額が法外ならいくらご説明さしあげてもしょうがないのですぐお見積もりをさせていただきました。
Low-Eのガラスは普通のペアガラスの約1,5倍の価格です。今回は「ではそれでいきたいな!」とご採用いただけ無事本日着工となりました。
既存のサッシをばらし、ペアガラスを取り付けるためのアタッチメントを取り付け、掃き出し窓に順次たくましい仕上がりできれいな薄いグリーンの色の入ったガラスがおさめられていきました。
厚みはこんな感じです。
「仕上がりとこれからが楽しみや!」と仰っていただき工事の途中ですが退席させていただきました。
快適になっていただければ嬉しいです。
うんちくですが、「すりガラス」は現在一般家庭には非常に少なく、よくあるそれは「型板ガラス」というものです。
お客様のおうちなどでお見かけするときは築40年くらいが多いですね。
すりガラスというのはガラスの一方の面に砂などで摺り加工し不透明にしたガラスで、水をかければけっこう向こうが見えるようなガラスです。
一方、型板(かたいた) ガラスというのはガラスの一面が梨地(なしじ)や霞というようなボコボコの模様がついているようなガラスで、水をかけても透けません。ペアガラスでも1枚ガラスでも室内側にその模様はきています。
2013年08月31日
ガラス
posted by orangeknight at 12:43
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