お盆休みも終わりに近づくまだまだセミの声盛んな15日、今日は68回目の終戦の日です。
僕がこうやってエアコンの効いた部屋で仕事をさせてもらえるのも、休みに買い物に行ったり遊んだりできるのもこの日本を守ってくれた先人たちがいたからです。
テレビで何回も何回も観て聞いた「玉音放送」。
「たえがたきをたえ…」というかなり後半の部分が繰り返し放送されていますが、全体からは昭和天皇の強いお覚悟が切実に感じ取れます。
観ていませんが、おそらく今日も「やれ誰々が靖国に参拝した」などという低レベルな報道がなされていると思います。
僕は数年前に靖国神社に行きました。
余談ですが、車で行き2〜3時間の滞在で移動に22時間くらいかかりました。極めつけは日帰りで行ったので帰りは結構きつかったです(笑)。
できることなら今年も行きたかったです。名古屋くらいなら絶対に行っていると思いますが、今年も断念しました。
僕はなぜ、自分の国を守ってくれ戦死した人々を奉っている神社に参ることが問題となるのかが全く理解できません。
そしてそれを同じ日本人が問題視するならまだしも、そんなことでしか自分の国をまとめることのできないよその国々に言われる筋合いは全くないと思いますし、なぜ日本が未だに「謝罪」をし続けなくてはいけないのでしょうか。
いったいいつまで謝り続けたら、それは敗戦国だからでしょうか。おそらくアメリカが「原爆を落としてすみませんでした」と言っているのを誰も聞いたことがないと思いますし、要求もしていなんではないかと思います。
僕らが学生の時、「ポツダム宣言」は無条件降伏であると習いました。
しかし、あれは今では有条件降伏だという説のほうが有力となっています。
読めば明かで、無条件降伏は日本国軍隊のことであるのに、なぜそうやって教えられてきたんだろうと考えてしまいます。
天皇を崇拝しているといったらいわゆる怖い人、また右翼などと感じる人を作り出した日本の教育。
昭和天皇がおられなかったらポツダム宣言は完全な無条件降伏となっていたであろうし、昭和天皇が国体護持を明らかにしないそれに対しても「自分はいかになろうとも、万民の生命を助けたい」と暴走する軍部を抑え、終戦のご聖断をされたからかろうじて日本がアメリカになってしまわなかったと僕は思っています。
その翌月、昭和天皇はマッカーサーとの初めての会見があり、訪ねられたんですよね。
大きなマッカーサーとその横に立たれる陛下の写真はあまりにも有名です。
そこで昭和天皇はおっしゃったんです。戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行った全ての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の裁定にゆだねるためお訪ねした、と。
マッカーサーはこの死を伴うほどの責任、それも自身の知り尽くすあきらかに天皇に帰すべきではない責任の一切を引き受けようとする態度に骨の髄まで揺り動かされたと言っています。
想像するにご自身の考えとは違う方向につき進んでいく日本。もはや止まれなくなった現況。昭和天皇の心中察するに僕などでは表現できない想いがあられたはずです。
元首は天皇だけれども、意に反する行動と結果をした臣下に対しても、そして天皇が大切に想って下さっている国民に対しても「責任」をとるお覚悟をされた。
今の日本人にはそんな気概の無い人が多すぎます。
もう、書いているだけで申し訳なく涙が出てきます。
十分なことをしてもらっているのに、それが屈折されて伝えられる現状。また道徳の欠如、お金にはしりすぎなんです!
大東亜戦争から68年、生きたくても生きる事が出来なかった人がたくさんいます。
僕は間違ったこともしますし、聖人君子では全くありませんが、そんなことがあり、今この国土や山や海、そして家族が「普通」にあるんだということを、「普通」にできるということはそれ以上に頑張った時期があるからで、「普通」を維持しようと思ったらそれ以上に努力しないといけない、そして感謝の気持ちを持たなければということを言い続けていきたいなと思います。
今日も空は夏の青空、いろんな人が見上げた毎年普通にやってくる8月15日の空なんですね。
2013年08月15日
終戦の日
posted by orangeknight at 11:17
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