うちのチラシにはよく「物言い」がつきます(笑)。というか、毎回ついているらしい。
物言いとはなんぞやと言いますと、オレンジナイトのチラシに掲載している金額や内容について、我々と同じくエンドユーザー相手の同業他社が「クレーム!?」をつけるんです。
つける相手はメーカー、一言で言うと「何でオレンジナイトはこんな金額で販売できるんだ!メーカーはオレンジナイトにいくらで売っているんだ!うちにもこの値で入れろ!」というものが主流らしいです。
そしてそこには「オレンジナイトがこんな金額を出すと商売あがったりだ!」というものがあるんでしょう。
毎回毎回言いますが、うちは決して価格勝負、安さを何よりも重視している会社ではございません。
ただ、できるだけお求めやすい価格で、何より工事が終わったときに、お客様からありがとうと言われることを目指しているだけです。
ただ、その上で若い会社が伸びていこうとしたとき少々無理をしないと業界に新規参入できないのが現状、ゆえにそうしているだけであり、なぜ毎度において批判がでるのかが意味がわかりません。
今日も朝から2時間も、あるメーカーの支店長と課長がこられ、これこれこういうことだから、我々メーカーとしてもたくさんの業者さんがいて成り立っている。ここは一つこの70%OFFという表記だけ消すか、せめて65%にしてくれないかという話をしました。
僕はこの支店長も課長も人間的にもとても好感がもてますし、日頃から大変お世話になっているので言うことはきけるところは聞きたいですし、妥協案もさぐりましたが、結局は数の限定を表記するということで話し合いは終了しました。
価格を決めるのはこちらですし、突っぱねても良かったんですが、この支店長と課長だから普通に話し合いました。善き理解者でいい人なんです。他の人なら絶対に譲れんというところに、やはり何事においても人間関係って大切だと思います。
しかし、オレンジナイトのチラシについて毎回毎回端から端まで熟読し、義務のようにメーカーや問屋にクレームをつける同業者さん、ちょっと僕の意見を聞いてくださいね。
僕は名前も出し、顔も出し意見を言っていますしこれからも正々堂々とそうします。
まず、何か意見があるならば一般のお客様ならともかく業者なんですから名乗ってくださいね。
メーカーはそこは偉いと思いますがどちらか教えてくれないんです(笑)。
今、我々みたいな小さい会社どおしがプチプチ小競り合いをしていてもしょうがありませんよ。
かと言って、うちはどこの会社と組む気もないですし、仲良くボンボンどおしの横のつながりをつくる気もありませんが、時代は戦国時代です。生きるか死ぬか、勝つか負けるかであり、基本商売は競争ではなく戦争であるというのが僕の考えです。
大きな会社が攻めてきます。
資本力のある会社は強いです。
昔と違い、今は大きな会社が、それも少数の大きな会社が各市場を独占する時代です。
小さな会社どおしがプチプチ騒いでいても、「何じゃおまえら」と大きな会社に一発殴られるともう再起不能というのが実際の世の中の状態です。
昔と違い、現在はM&Aが普通にまかり通りますから一からノウハウを築かなくてもよいですし、本当に先をみすえてやっていかないと勝ち残っていけないのです。
安く入荷できないなら安く入荷する努力をしないといけませんし、大手にはできないサービスを試行錯誤し考えていかないとお客様は選んでくれません。
僕は非常に危機感をもっているんです。怖いんです。毎日ワクワクするけど、毎日倒産したらどうなるんやろという恐怖は持っています。
楽しいですが、心底楽しいのは、リスクが必ず逃げられない現実としてある、からだと感じますし、もう本当に戦争ですよ。
大手だけでなく、昨日もニュースで初めて参加したとありましたが、これからTPPでも始まればますます淘汰が常態化していきます。
マクドナルドを普通に僕らは食べていますが元々は外国の会社です。
外国の会社でも実際にそこで働いているのが日本人であればお客様は普通に工事を依頼するようになります。
これはもう他業種で完全に証明されています。
近い将来必ずそうなるので、戦争に勝とうと思えば存続していくことを考えている程度の思考ではもはや通用しないと思います。
僕は今日も提案したんですが「毎回10社、20社からクレームがくるのであれば、一度皆さんときちんと話がしたい」です。
もう名乗らなかったことはチャラでいいですが、きちんと先を見据えていかないとと、そしていろんな考えをお聞きして理解したいと思います。
僕の考えも分かってほしいですし、決して安売りするのを、そして儲けだけを追求しているんではないということも議論したいと思います。
僕は僕についてきてくれている仲間を守るためにやっていきますし、とにかく「お客様に工事が終わったときに笑顔でありがとう」と言っていただいたうえでオレンジナイトが一番になる、という目標や野望がありますので競争ではなく戦争という考えでやっていきます。
そして、大きくなって社会に影響力を発揮できる存在になりいろんな人や物や組織を幸せにしたいんです。
オレンジナイトがあって良かったといわれる会社にしたいという思いだけなんですけどね。
これが僕の見解です。
今日も長く書いてしまいました。全部お読みいただきありがとうございました。
2013年07月24日
クレーム!?のつくオレンジナイトのチラシ
posted by orangeknight at 13:14
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