よくある屋根にソーラーパネルを置いているあれです。
そもそもの目的が、オレンジナイトで太陽光発電を販売施工させていただいているのにその代表者が使ってもないというのは失礼かなと、全て実践できるわけではありませんが、可能であればまず使ってみてから販売したいという思いから取り付けました。
僕の家の屋根は切妻(もっともシンプルなタイプのひらがなの「へ」みたいな屋根です)で、北側と南側に屋根があります。
設置したのは南側、商品はLIXILソーラー、容量は通常3〜4kWが多いんですが、取り付けしやすい形状でしたので5,7kWも載せました。
関電の買い取り金額はkWあたり42円で計算上は黒字、僕の計算では8年でペイでした。
太陽光発電を取り付けてから1年ちょっとになり、ようやく1年分の関電からの請求書と買い取りを示す領収書が揃ったので昨日家に帰ってから計算をしてビックリしました。
ペイできるどころか、全く発電量が期待値に到達していないのです。
5,7kWも載せているのに年間の発電量の合計は3777kWh!驚きました。
お客様にも販売して、後のアフターでお伺いして経過を聞いたりしていますが皆さん「満足!」また「こんなもんやろ」という発電量なのですが、僕の家のそれは4kWを載せているのかというくらい低いものでした。
年間の電気代が195185円、これを関電に支払っていまして、年間のうちのソーラーの発電量が3777kWh、これを金額に換算すると158634円で年間36551円の赤字…。
投資して赤字になっている状態、ペイどころか一生償却なんてできませんよね。
3777kWhを月で割ると平均314kWhです。5,7kWではあり得ない数字ですし悲しいです。
最高値は理論通りの春で4月でした。しかしそれでも451kWh、最低は1月で158kWhでさっぱりです。
何か原因があると考えられます。
さっそく来週調べてもらうことにしました。
もっと早く計算しておいたらよかったんですが、どうしても自分の分は後回しになってしまうんですよね。
お客様からはこんな数字をお聞きしたことがないのでおそらく何か原因があるんでしょう。
しかし、販売したものではなく自分の家のソーラーで良かったなと思いました。
今の買い取り価格と一括償却できる税制では、計算上どう考えても途中でアクシデントが起きない限り採算はあうんですけどね。
絶対ってないですね〜。