社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年03月06日

面接は勝負

日曜日の求人広告「ディースター」のおかげで、たくさんの面接希望のご応募があります。

昨日もけっこうたくさん面接させていただき、ラストの方は21時半からでした。

今回は事務の正社員は募集していないので、それ以外の営業の正社員、事務や新店舗のパート社員などが中心です。

それにしても面接って難しい。そして疲れます。

まず、難しいというのは、短時間で来てくれた方の思考回路とポテンシャルを測らねばならないからです。

いつも言っていますが、仕事ができそうかはわかりませんし、そんなに重要視もしていません。

前職が何とか、資格の有無など判断材料ではありません。

ただ、受け答えや発言から、数ヶ月後をイメージします。

そして、それがイメージできる方を採用しています。

もちろん、パート社員などは働いてもらえる時間や日曜の出勤が可能か否かも判断材料にはなりますが、即戦力というよりベクトルの共有に重きをおいています。

僕や、先輩、上司がこの方にこう言ったら、この方ならどんな反応、対応をするのだろうと考えます。

僕はゆるく注意しません。かなりガツンといく時もありますが、数分後には完全に普通に戻っています。

引っ張っていたらしんどいし、すぐまた何かがあるので、切り替えないとやっていけないというのがあります。

もともとの性分もあるんだと思いますが、相手にもそれを求めます。

その場で反省し「すみませんでした。次はコレコレこういう事に気をつけます!」とさっぱりその場、もしくは1~2分後にまた戻ってきてきちんと言える人がベストです。

やりやすいんです。もちろんフォローもしますが、こちらが引きずらないのに相手だけ引きずられても困りますし、正直めんどくさい。

仕事ですからお互いの立場で、お互いに求められることを理解し、多少無理してでもそれをする人が結局上へとあがるものだと思います。

そこには理不尽もあるかもわかりませんが、世の中は理不尽のかたまりです。

それを飲み込む度量もやはり必要ではないでしょうか。

というようなことをいろいろ考え、想定し、完璧ではないですし、当たっていても本人が早々に辞めたいという場合もありますが判断しています。


そして、もう一つ、疲れます。

変な意味ではないんですが、僕は営業畑で誰とでも、初対面でもしゃべれそうだと思われがちですが、元来僕は恥ずかしがり屋なのです。

恥ずかしがり屋と言ったら何かかわいい感じがしてしまいますが、僕は初対面の人としゃべるのは苦手なんです。

営業をしていたら、ファーストインプレッションの重要さは痛感します。

会った瞬間、電話でしゃべった瞬間、そこには何らかのお互いの位置関係というのが、営業とお客様という関係だけでなくにわかに構築されます。

ですから、特に営業の場合は顔を作るところから始めます。

そうやって意識したものなので、面接で次から次に初対面の方と話すとなると頑張らないといけないので疲れるんです。


面接は勝負です。

会社は大事なお金を払い雇用します。

そこには理想だけでなく採算も合わさないといけません。

給料に見合った、またそれ以上の仕事をしてもらわないといけません。

新人採用は会社の成長への投資です。勝たないといけませんから勝負です。

面接にこられる人も勝負だと思います。

採用されるかされないか、そこまで全員の方は考えてないかもわかりませんが、勝負に来ましたっていう方は嬉しいですよね。


面接は今週が山です。全力で縁のある方を探したいと思います。




posted by orangeknight at 10:22
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