現在新入社員の面接を随時していますが、昨日過去最年少の面接をしました。
今年になってから、高校生の新卒の応募も少ないですが学校からいただくようになりました。
高校からまずは履歴書とともに、学業成績表など所見が送られてくる場合もあります。
しかし、学生当時は関心事だった「通知表」ですが、今これをみせていただいても何の参考にもなりません。
何が3とか、4とか色々評価されていますが、「国語の読解力が3」と書かれても「はぁ~」としかとりようがなく、ほとんど見ません。
基本的に履歴書もほとんど見ませんし、やはり会って話をしないとわかりません。
高校生の場合、やはりまだ社会にでたことのない子どもですから、学生あいだに何を一生懸命取り組んだかを作文なり口頭なりで発表してもらったほうがよほど参考になります。
違反の場合もありますが、学生あいだには部活とともにアルバイトはしている子のほうが、僕はお金のありがたみがわかるのでいいのではとも思います。
1時間働いて700円、「このお昼ご飯を食べるのに、僕、私は一時間働いた、だから美味しさとありがたさがわかる」というのが大切だと思うからです。
話は最初に戻りますが、昨日の子は3月に誕生日ということもあり17歳でした。
高3でこの春から社会人、いろいろ事情もあり現在も就活しているようでした。
とても素直で、目が輝いていました。
受け答えが非常に子どもながらのしっかりしたものがあり、とても好感がもてました。
子どもは子どもらしくが好きです。
その中でも彼は部活のキャプテンをしていたらしく、「人に伝えることが部活を通じて学んだことです。とても難しいことでした」と言っていました。
僕はある本に書いていたのを参考に、会社に入っていただく以上、考え方や価値観が会社や僕と共有してもらわないといけないという観点から「あなたの大切にしていることを5個くらい言ってもらえますか?」と質問することにしています。
彼はやや緊張しながら5個答えていました。
言葉は流暢ではないですが、中身のある発言で、全て僕の考え方もマッチしていました。
なぜ5個かというと、数を言ってもらえないと1つでは判断できないからなんですが、全てが実体験から得られた物で関心しました。
学生服を着て、電車を乗り継ぎ姫路本店にやってきたとのことでした。
自分の子も将来、こうやっていくんだなぁと考えると、まだまだ子どもなのに社会で生きていくって大変だなぁと感じました。いっぱい失敗しながらたくましく生きてほしいですね。
帰り、JR姫路駅まで送ってあげました。送ってあげたくなりました。
2013年02月17日
高校生を面接
posted by orangeknight at 12:31
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