社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
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2013年01月17日

赤穂店の山本

画像今週の赤穂民報に掲載するうちの広告です。

赤穂民報とは、赤穂や上郡、相生で「大きな影響力を持っている」地域密着の新聞です。この辺りでは土曜日はまず赤穂民報の記事を見ると言われる方がたくさんいたのには驚きでしたし、発見でした。


うちは毎週そこに小さいスペースですが(写真の一番左上が実物大です)広告を載せさせていただいているんです。

最初の頃は僕が作っていたんですが、少し前から赤穂店の山本彩にしてもらっています。

いや、変な言い方ですが、させてあげています。

彼女は赤穂店のオープンと同時に仲間入りしました。とても感性が優れている、繊細な神経且つ、物事をあやふやにしないで考える子、深く考える子だと、そして何かを求めている子だと理解しています。

心の中は「なんで?なんで?」と「ふーんそうなんやぁ」が交錯しているように見えます。あくまで僕の推測ですが…。素直で、考えてから飲み込む姿がかわいらしいです。

そういった想いと、店の前のPOPなんかを描かせたときのセンスがワンランク高いことから任せようと思いました。

僕の主観ですが、人が生きていて満足感を味わえる一つに、社会に対して仕事を通じて存在を認めてもらっているとき、というのがあるんではないかなと考えています。

現状に満足、いや満足というより充実を感じるには若いうちは仕事しか、ほんと仕事だけしかないんではと思っています。

僕はせっかくご縁があって一緒に働くことになった彼女に、充実感を味わわせたいという、勝手かもわかりませんが想いがあり、赤穂民報の広告をまずさせようと思いました。

そして、それが出来てきたらチラシも作らせたいとも思っています。

僕の意向も理解しようと努めてくれますから、会社として同じコンセプトのそれが期待できるとの思いもあります。

今週の広告を見てもどんどん僕が良いなと思えるものになってきています。わかってきたのとやはり素地があったんではないかと思います。

適材適所でいきます。彼女の今後の活躍にご期待ください。






posted by orangeknight at 08:34

2013年01月16日

コーヒーの粉と灰皿

画像写真はとてもわかりにくいんですがコーヒーのドリップ後の粉です。

お歳暮でたくさんこのタイプのコーヒーもいただきまして、思い出したんで灰皿に入れてみました。


僕が以前勤めていた会社に入社したのが23歳で、その時の話なんです。

ペーペーなんで、毎朝誰よりも早く出社していました。鍵はある場所に隠していましたので、事務所にも入れました。

朝来てからまずするのは掃除です。掃除は新人の役目でして、同期がどんどん辞めていくなか僕は主任になるまで半年間毎日やりました。

ゴミ捨て、掃除機、机磨きから食器洗いに灰皿洗い、その中にコーヒーメーカーの洗いとみんなが飲むコーヒーを作るという仕事がありました。

リースのコーヒーメーカーで、紙のパックの中にコーヒーの粉を入れ、あと規定量の水を入れ、少しずつドリップしていき、先輩や上司が来る頃にはガラスの容器にコーヒーが出来上がっているようにしていました。

そのドリップ後の粉なんですが、毎日たくさんでるものですからもったいないなぁと、何か使い道はないかなぁと考えたところ、灰皿に入れることにしてみました。

当時は僕もタバコを吸っていましたので、先に自分で試してみたところ、タバコを消すとほのかにコーヒーの香りがただよい、なかなか良いものでした。

僕は「これはええやん」と思い、当時の僕の所属する事務所の中で一番偉い部長の灰皿にだけコーヒーの粉を入れ、机に置いておきました。

なんで部長だけかと言いますと、当時僕も今以上に子どもでして、毎日さも当然のようにコーヒーを飲む先輩、上司、コーヒーがなくなると「おいっ魚住、コーヒー無くなっとーぞ!お前はほんまに気がきかんな!」と言われることに今となっては感謝ですが反骨心があり、あえて、仕えている部長だけにしたんです。

部長が朝来て、まず習慣のタバコを一服。

僕はチラチラ見つからないように反応をうかがったんですが無反応。

どう考えても灰皿の中のコーヒーの粉は見えていますし、気付いているはず、でも無反応でしばらく上司たちに指示し出ていった記憶があります。

後で灰皿を見に行くと、コーヒーの粉に埋もれてタバコが消されていました。

まぁ、でも褒めてもらおうと思ってやっているんではないし、右も左わかっていない自分を使ってもらっているわけですし、気持ちよく仕事してもらえたらとの思いがありましたのでその後も続けました。

何日かは覚えていませんが、多分2週間くらいそれを続けていたある日の終礼で、いきなりその話題が部長からでました。

僕は何も言っていませんでしたのに、「毎日、魚住が俺の灰皿をきれいに洗ってくれて、その上、気効かせてコーヒーの粉までいれてくれている…」俺は毎日気持ちが良いし、気遣いが嬉しいというものでした。

「灰皿を机の右に置くのが好きということもわかってくれているし、こういう細やかな気配りをするやつはいままでいなかった、俺は確信した、こいつは絶対売れる」と言ってくれたんです。

とても嬉しかったですし、泣きそうになりました。

それから部長直々に営業を教えてくれることも多くなりましたし、ことあるごとに名前を呼んでもらえるようになりました。

だから、今僕があるのは、その出来事が大きかったし、売れると言ってもらったことが励みになりましたし、それを信じて「無理かな」とか「辞めようかな」とかは一切考えないようにしました。

そこから大きく仕事への取り組みが変わったと感じます。

ドリップのコーヒーを見たら、ついあの時のことがよみがえりました。


その時、部長が「今後、みんなコーヒーは無くなったらそれに気付いた者が補充するように」と言ってくれたので僕のコーヒー係も終了しました(笑)。
posted by orangeknight at 10:08

2013年01月15日

チラシのハガキ帰りだす♪

金曜日のうちのチラシの返信用のハガキが連休明けの今日から帰ってきています。

折込みチラシの一部をハガキにしていまして、そこには「育てていただけませんか?」というタイトルでいくつかの質問をしています。

お客様の想いやニーズをご記入いただき、チラシをハサミで切ってポストに投函願うというとてもご足労なお願い。

はっきり言って直接的に何のプレゼントもありませんし、メリットはお客様のほうには無いかもわからないんですが、たくさん帰ってきていてとてもありがたいです。

ハガキサイズで小さい紙なのにびっしりと皆さんご記入いただいています。

いろいろ具体的なご意見があり、冷やかしはただの一通もございません。

こんな時代かもわかりませんが、こういうふうにしてくださる方がたくさんおられるという事をきちんと覚えておかないといけませんし、このハガキは必ず生かして、ファイルに保管して大切にしようと思います。

一通も帰ってこなかったらどうしようと思っていた反面、必ず、こんなあつかましいお願いでも聞いてくださり、教えてくださる方はたくさんおられると信じていました。

これからも信念に基づいて、テクニックではなく心で伝え、成長していきたいなと思いました。

本当にありがとうございました。また、どんなご意見でも真剣に聞きますのでまだお持ちの方がおられましたお手数ですが返送よろしくお願いします。


posted by orangeknight at 16:59
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