大相撲の元横綱の大鵬が亡くなられた。
それを報道する新聞各紙を読んで感じたこと。
僕は昭和52年生まれです。もちろん大鵬は知っていますが、既に生まれた時には引退していましたので、、歴史の本でまず習った「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉と共に、大鵬の偉大さは、今回の亡くなられたという報道の大きさで知りました。
最多32回の幕内優勝回数などの記録もたくさんあるが、いくつかの新聞記事から読み取れるのは愛された人だったんだなぁということ。
記事には記者の想いが必ず反映されています。
好意的な想い、否定的な想い、はたまたうっすら感じられる悪意など書き手の意思は多分にある。
しかし、大鵬の記事は全て好意的。
それとともに感じたのが、やはり「日本人は心の底から苦労人を、努力の人を好む。また汗かき、涙し、血のにじむ思いで一所懸命一つの事に取り組むことを美徳だと感じる国民性がある」という事。
特に年齢が上になるほどその傾向は顕著であると思います。
そこなんです。僕は今の教育でもっとそれを教えたら良いと思います。いや、小さいうちからそれこそ美徳であると、そして、それは恥ずかしいことではないと教えないといけないと思うんです。
だって、ほとんどの日本人の心の底にはその想いが大なり小なりあるでしょうし、ドロドロになって成し遂げるということの大切さを説くべきだと思います。
もちろん、時代とともにそれだけではグローバルで勝てないのであれば、まずその大切さを教え、その上でスマートという概念を教えればいいんではないでしょうか?
本当に思うんです。僕もこれから今からまだまだしていきますが、努力って大切ですよね。
すごい大成するのは努力だけではできないかもしれません。
天性のものをもった人っていますよね。
僕は思うんですが、すごい大成するのは天性の素質をもった人が努力した結果だと。
そう思いますし、天才には勝てないのかもわかりませんが、努力は無限にできる。
努力、努力、努力で努力しない天才には勝てると思いますし、何が自分に向いているのか探すことが流行りみたいになって、それが後回しになっている昨今、そういう逆転は多々あると思います。
一つのことに打ち込み、大鵬みたいに端から見ている人が異口同音に「努力していた」と言われるくらい努力すれば、探すのでなく、自分で見いだし、その道を極められると思うんです。探して見つけられるもんではなく、見つけた人は「見いだした」ということを教えてあげないといけないと思うんです。
そういうことの大切さを小さい時からもっと教えていくことが、国民性の質を高めると同時に、たくさんの人の人生をその人自身の満足した人生に導いてあげられると僕は考えるんです。
本当の苦労は時代とともに体験するのは難しくなってきているのかもわかりませんが、繰り返しになりますが、努力はいくらでも本人の意思でできます。
多分、誰しもその大切さは理解していると思います。それを実践できるような教育を、だって多分それを多くの人が渇望していると思うんです。
僕は恥ずかしがらず、それこそ美徳と口に出していけばいいんではと今日もまた思いました。
2013年01月20日
日本人の好きな人物像
posted by orangeknight at 18:16
-
Twitter
-
最近の記事
- (01/20) 日本人の好きな人物像
-
過去ログ
- 2024年11月 (24)
- 2024年10月 (35)
- 2024年9月 (42)
- 2024年8月 (30)
- 2024年7月 (40)
- 2024年6月 (41)
- 2024年5月 (35)
- 2024年4月 (42)
- 2024年3月 (53)
- 2024年2月 (39)
- 2024年1月 (37)
- 2023年12月 (40)
- 2023年11月 (35)
- 2023年10月 (33)
- 2023年9月 (39)
- 2023年8月 (36)
- 2023年7月 (37)
- 2023年6月 (42)
- 2023年5月 (32)
- 2023年4月 (31)
- 2023年3月 (38)
- 2023年2月 (32)
- 2023年1月 (31)
- 2022年12月 (36)
- 2022年11月 (34)
- 2022年10月 (28)
- 2022年9月 (27)
- 2022年8月 (30)
- 2022年7月 (32)
- 2022年6月 (40)
- 2022年5月 (21)
- 2022年4月 (34)
- 2022年3月 (40)
- 2022年2月 (31)
- 2022年1月 (34)
- 2021年12月 (35)
- 2021年11月 (32)
- 2021年10月 (34)
- 2021年9月 (39)
- 2021年8月 (35)
- 2021年7月 (42)
- 2021年6月 (30)
- 2021年5月 (28)
- 2021年4月 (30)
- 2021年3月 (29)
- 2021年2月 (34)
- 2021年1月 (37)
- 2020年12月 (38)
- 2020年11月 (38)
- 2020年10月 (36)
- 2020年9月 (32)
- 2020年8月 (36)
- 2020年7月 (34)
- 2020年6月 (36)
- 2020年5月 (39)
- 2020年4月 (43)
- 2020年3月 (40)
- 2020年2月 (36)
- 2020年1月 (34)
- 2019年12月 (37)
- 2019年11月 (28)
- 2019年10月 (30)
- 2019年9月 (43)
- 2019年8月 (33)
- 2019年7月 (34)
- 2019年6月 (34)
- 2019年5月 (25)
- 2019年4月 (29)
- 2019年3月 (37)
- 2019年2月 (34)
- 2019年1月 (28)
- 2018年12月 (32)
- 2018年11月 (31)
- 2018年10月 (34)
- 2018年9月 (37)
- 2018年8月 (29)
- 2018年7月 (39)
- 2018年6月 (40)
- 2018年5月 (34)
- 2018年4月 (35)
- 2018年3月 (34)
- 2018年2月 (25)
- 2018年1月 (31)
- 2017年12月 (29)
- 2017年11月 (31)
- 2017年10月 (30)
- 2017年9月 (33)
- 2017年8月 (39)
- 2017年7月 (39)
- 2017年6月 (35)
- 2017年5月 (40)
- 2017年4月 (42)
- 2017年3月 (34)
- 2017年2月 (41)
- 2017年1月 (41)
- 2016年12月 (40)
- 2016年11月 (35)
- 2016年10月 (37)
- 2016年9月 (43)
- 2016年8月 (49)
- 2016年7月 (38)
- 2016年6月 (44)
- 2016年5月 (46)
- 2016年4月 (41)
- 2016年3月 (43)
- 2016年2月 (41)
- 2016年1月 (43)
- 2015年12月 (43)
- 2015年11月 (45)
- 2015年10月 (41)
- 2015年9月 (36)
- 2015年8月 (36)
- 2015年7月 (33)
- 2015年6月 (23)
- 2015年5月 (30)
- 2015年4月 (34)
- 2015年3月 (38)
- 2015年2月 (26)
- 2015年1月 (27)
- 2014年12月 (28)
- 2014年11月 (31)
- 2014年10月 (20)
- 2014年9月 (21)
- 2014年8月 (21)
- 2014年7月 (26)
- 2014年6月 (23)
- 2014年5月 (21)
- 2014年4月 (22)
- 2014年3月 (22)
- 2014年2月 (21)
- 2014年1月 (20)
- 2013年12月 (22)
- 2013年11月 (22)
- 2013年10月 (22)
- 2013年9月 (26)
- 2013年8月 (25)
- 2013年7月 (27)
- 2013年6月 (31)
- 2013年5月 (31)
- 2013年4月 (35)
- 2013年3月 (33)
- 2013年2月 (29)
- 2013年1月 (38)
- 2012年12月 (30)
- 2012年11月 (35)
- 2012年10月 (34)
- 2012年9月 (35)
- 2012年8月 (30)
- 2012年7月 (39)
- 2012年6月 (29)
- 2012年5月 (31)
- 2012年4月 (38)
- 2012年3月 (33)
- 2012年2月 (29)
- 2012年1月 (27)
- 2011年12月 (24)
- 2011年11月 (31)
- 2011年10月 (25)
- 2011年9月 (27)
- 2011年8月 (26)
- 2011年7月 (42)
- 2011年6月 (2)