昨日は夕方から瓦や屋根に関する勉強会をしました。
うちの屋根工事をしてもらっている、見村瓦店の親方見村さんと、瓦問屋の福原商店の堀田さんに来てもらい、非常に長時間の中身のある勉強会になりました。
明日からのイベント「雨漏りバイバ~イ 屋根と瓦祭り」に備えての勉強の一環ですが、全体的にレベルアップした感触は感じ得ます。
現在、瓦は主に淡路(淡路瓦)、愛知(三州瓦)、島根(石州瓦)の三カ所で作られています。
兵庫県の南部は、既存のおうちの多くが淡路瓦で、最近は三州瓦もたくさんでまわっています。
石州瓦は、よく日本海のほうへ上がっていくと、黒いテカテカ光沢のある屋根を多く見受けられると思うんですが、その瓦です。姫路や赤穂ではあまりありません。
僕の家は三州瓦のいぶし瓦の一つなんですが、僕は個人的にその瓦の形状が好きで選んだんですが、艶は淡路の瓦のほうが好きです。
寒さには、高温で焼いている三州瓦が強いんですが、その分表面が少しざらつきます。
淡路のいぶし瓦にはそれが無く、瓦を葺いたときの下斜め45度から見たときの艶がたまりません。三州と淡路は一長一短ありますが、屋根をみるといぶし瓦であれば一目でどちらかわかります。
うちで一番出ているのは、三州瓦の鶴弥(Tsuruya)というメーカーの、スーパートライ110のTYPE1という平たい平板瓦です。
ズレず、丈夫で、雨漏りに強い、そしてメーカーの信頼性が高いのでお客様にはご紹介しています。
瓦って単純そうで、とても奥の深いものです。昨日、いろいろ教えてもらい一層瓦が好きになりました。
多分、僕だけではなく、うちの社員みんな瓦の話をしたくてウズウズしていると思いますので、もしご関心がございましたらしゃべらせてください、最短で1時間コースからお選びいただけます(笑)。
お客様のご趣味やお考え、そしてご予算などを一番に、そしてそのうえで最高のご提案をしていくつもりでございます。お問いあわせお待ちしています!
2012年09月06日
瓦っていいですね!
posted by orangeknight at 10:19
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