社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」
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2012年07月12日

便器の話

この夏、トイレ工事の受注が昨年に比べ倍くらいになっています。うちはもちろんどこのメーカーの便器も入荷できますが、基本的にLIXILの便器をメインで提案させていただいています。

なかでもサティスは5月、6月と関西一位の販売台数を記録させていただきました。

売る立場、そして実際に使っている立場であくまで僕の主観で便器を解説させていただきます。ご購入やリフォームをご検討されているお客様、きちんとした説明は弊社営業担当がいたしますので。

まず、僕の家につけさせていただいています便器、それはLIXILレジオです。珍しいのと、お客さんも使われるのでウケ狙いで選びました。

さすがに水の流れる音などは、LIXILの技術の結晶でしょうか、まるで清流のせせらぎのようです。サラサラサラ~と軽やかに渦を巻き、便器とは思えないような吸い込みをします。

そしてスタイリングは重厚で、サティスがスライムならレジオのそれはまるでキングスライムのようです。

しかし、悪い点の方がレジオに関しては目立ちます。まず色なんですが、僕の家のレジオはブラック、黒です。車のカタログと同じで、メーカーが売りにしているカラーを表紙にもってきますよね。

レジオの訴求はブラックなんで、僕はあえてそれにのりブラックにしたんですが(ちなみに便器の中、水がたまっている所はホワイトなんです)、黒は汚れどころかおしっこのとびちりの小さなしぶき、それどころかトイレクイックルで便器のふちを拭いた型までが見え、小さな水滴一つない状態にしていないときれいには見えません。逆に白い便器も見えないだけで、同じように汚れているという事なんでしょうが。

またレジオはウォシュレットが僕にはフィットしません。そのために便器の一番奥の隙間から水が跳ね、便座の一部と、便器に対して約垂直にたっている蓋の内側にも水が跳びけっこう濡れる事があります。

姫路本店に付けていますシカマ工務店の主力、LIXILサティスなんですが、これはさすがによく作りこまれています。全体的に完成度が高く、水を流すと少ない水量にも関わらず力強い渦を巻き、ジュジュジュジュジュ~という音をたてて吸い込まれていきます。

ウォシュレットはレジオと同じく、やや後ろについているような気がします。

そして、赤穂店と姫路の倉庫につけていますLIXILアステオ、これは前述の二つとは違いタンクのあるタイプです。サティスよりやや高級感は樹脂のタンクのせいで落ちますが、ウォシュレットがバッチリ決まります。水量は調整できるんですが、水のスポット面がちょうど良いです。

庭に水をまいたりする時に使うホースの先にはシャワーやストレートって書いていますよねぇ?先端をクルクル回してシャワーから拡散、ストレートなどと微調整するんですが、その塩梅が僕にはジャストなんです。

レジオはスポットが大きく、サティスは小でアステオは中といった感じでしょうか。アメージュも中ですね。なんだか便器、というよりウォシュレットの話みたいになってしまいましたが、あくまで僕の主観です。












posted by orangeknight at 15:33

2012年07月11日

「請求書、合いました~♪」

今日はうちの会社でやっています「シカマのサマータイム」の第2回目の日です。詳細は以前のブログで書かせていただいたので省かせていただきますが、時間がなく焦ります(笑)。

そんななか仕事をしていて嬉しいことがありました。

それは事務の請求書を合わせる仕事に関してなんですが、この仕事いわば本社の事務にとっては一ヶ月のメインディッシュなのです。

協力業者、取引先などからきた請求書を全てチェックして、計算しなおし、各現場ごとの予算と合わせていく作業でして、例えば一ヶ月でトータル1億円の請求がきているとしたら、それを1円まで割り振り、要するに収支をピタッと合わせる作業です。

これが今までなかなか時間がかかり、遅くまで残ってやってもらったりしていました。これが終わらないと支払いやその他諸々の次の仕事にかかれないのです。

いつもだいたい仕上がるのが月半ばの15日くらい、遅い時は16、17日という時もありました。

それが、今月まだ11日なんですが今日の昼前に完了したと言うのです。僕の部屋に事務のみんながニコニコしてやってきて「合いました~♪」と報告してくれました。

正直言いまして今日できるとは思っていませんでした。びっくりしましたし、嬉しかったです。できた~と喜ぶ顔を見て、それを言いに来る姿に、そして結果を出してくれた事に対して嬉しかったです。

会社の1年目、2年目と現在の5年目ではありがたいことに売上げが格段に変わっています。そんななか請求書を合わせる仕事もやり方を変えないと対応できなくなりつつありました。

この数ヶ月、変えていこうと事務のみんなで話し合いをして、人も増やし、パソコンも増やし、意味があったかどうかわかりませんがパソコンのサーバーも買い少々システムアップしました。

事務のリーダーを沼田にし、担当の仕事もメンバー内で異動しました。僕はみんなを集めて「ええかげんに変われよ、俺はおまえらの仕事に感動したことが無い、意識を変えろ」などときつい事を言った事もありました。

事務の部屋の壁に「変化・進化・チャレンジそして発信力」と書いて先々月貼りました。

今の状態から変わろうと意識して、変わろうと努力して、実際に変えて、そして前へと進めと、失敗をおそれて挑戦しなかったらずっとそのままですし、チャレンジせずに無難にこなすよりは、チャレンジして仮に失敗するほうが数倍良い、僕はそう思っています。そんな失敗でしたら大歓迎です。

また、話をしないと人には伝わりません。口に出さないと気持ちは伝わりません。良い仕事をするためには、意見の交換が欠かせません。それによって極端な話、口論となることもあります。でもそれが必要だと思うんです。事なかれ主義が最もいけないと思います。

僕は昔は人に対して、こんな事くらい言わんでもわかってよ、と思った事が多々ありましたが、今はそれは間違いとまでは思いませんが、伝えようとしないと伝わらない、自分はそれを放棄して、人のせいにしていたんだと考えています。

ですから、事務の子たちにも発信力と書きました。自ら発信する事は本当にいろんなものを生み出すんですよ、ということがわかってほしかったから。

今日の彼女らの満足そうな顔はとても良い顔でした。本社には事務は今6人いるんですが、全員が協力してだした結果であると思います。

僕は細かいところまでは分かりません。やっている本人にしかわからない事ってこの世には多分にありますよね。試行錯誤してくれたんだと思います。感謝です。














posted by orangeknight at 18:09

2012年07月11日

マッチトン

今日の朝から僕の頭を離れない言葉、それは「マッチトン」。

もちろんご存知の方もたくさんおられると思いますが、僕は初めて聞きました。マッチトン、マッチトン、マッチトン…面白くないないですか?

これは、マッチの出荷量を表す単位で、1マッチトン=44本入りの並型マッチ7200箱らしいです。神戸新聞の朝刊にマッチの出荷量が38年ぶりに少し増えたという記事が載っていまして、知る事ができました。
ちなみにマッチの生産量のピークは1973年の78万マッチトンらしいです。

マッチは兵庫県が全国のシェアの約9割を出荷しています。そのなかでも生産が多いのは姫路市なんですよね。

たしかに、営業でまわっていて○○燐寸という看板をよく見かけたなあと思い出します。

僕は数年前にタバコは止めたんですが、タバコはマッチで火をつけて吸うほうがおいしかった記憶があります。地場産業が盛り上がるっていうのは嬉しい事ですね。うちも頑張るのでマッチ屋さんも頑張ってください。


posted by orangeknight at 09:02
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