本日の仕事納めを兼ね、気持ちのあるやつの話を書かせてもらいます。
先日も書きましたが、今月は今のところですが売上げがなかなか目標数値にのってこない状況にあります。
最近では珍しく、みんな一生懸命やってはいるんですが結果が伴わない毎日です。
そんななか、事務の沼田が「みんなの応援がしたいので、ポスティングをさせてください。」と2~3日前から言ってきてくれていました。
彼女は以前にもしてくれた事があるんですが、この時期のそれは気候の良い時に比べると何倍ものキツさがあります。
それなのに、今月は事務の仕事もはかどっているからと志願してきてくれました。
「明日は午前中に事務処理して、あとは他の人に任せてお昼からポスティング行っていいですか?」と今日また言ってくれたので、その心意気を買わせてもらう事にしました。
そして「1000枚行きますね」と言います。1000枚ですよ、全て一戸建ての1000件がどれほどキツいものかはやった事のある人にしかわかりません。
僕がしてもだいたい6~7時間今の季節でしたらかかると思います。それを身長150くらいの女の子がしたらそれ以上にかかります。
実際、本人も「昼からしても夜中にはなりませんよ」と言ってくる根性の持ち主ですが、7時間も8時間も歩き続けるだけですごい消耗になるうえにこの暑さです。
さすがに本人に言って、気持ちは十分もらったからせめて500に、と言うとしょうがなく800枚にしてくれました。「大丈夫ですよ、大丈夫ですよ。」と言います。
シカマ工務店の成長は、表だった事だけではなく、こういう気持ちのある人間がコツコツとやってくれているからこそあるんだと改めて感じました。
沼田のポスティングを見て、「すごいなぁ」は誰でも言えますが、僕は営業のみんなに感動してほしいなと思いました。
口ではお互い助け合って、と簡単に言えますが行動するのは大変なことです。
営業が、営業で無い者にポスティングをさせて悪いなと、またありがたいなと、そして情けない、もっともっともっと自分らがしないといけないなと、心で感じてくれたら明日の彼女の仕事は会社の流れの転機を作ることになるでしょう。
うちの会社の社是の三つ目に「一つ、知恵を出すか汗をかく、自分にできる事をみんなのために提供する事」とあります。
沼田はまさしくその通り動いてくれていると思います。
僕は心から素晴らしいなと感じますし、うちの会社で最も重視する義理人情を理解できている子だと思います。
明日「一枚、二枚…」と800枚まで、一生懸命正直にポスティングをしてくれる沼田の姿が想像できます。
帰りに「明日、ごめんな」と言うと、「少しでもお役に立てれば嬉しいです、自分の為にもなりますのでっ」と言いました。
なかなか言えませんよねこんな事。さっぱりしていて気持ちが良いです。この子は明日、「疲れたやろ?」と聞いても多分「疲れはしましたけど、まだまだ大丈夫ですよ、あと200くらい行けますよ」と笑って言うと思います。絶対そういうであろうと自信があります。
彼女はそういう美徳をもった社員であります。
2012年07月20日
僕の美徳のど真ん中
posted by orangeknight at 23:53
2012年07月20日
知命と立命
「人は誰でもそれぞれに、天から与えられた素質能力がある。これを命(めい)という。自分はどういう命を与えられているのか。それを知ることが知命(ちめい)である。知って、それを完全に発揮していくことが立命(りつめい)である。」
月刊誌「致知」の今月のテーマであります、「知命と立命」を語られた有名な安岡正篤先生の言葉です。
知命と立命とはすなわち人生の目的ですよね。僕らが何の為に生きるのかがこの言葉に凝縮されています。
皆さんは自分がどういう命を与えられているのかを見つけられていますか?
僕は現在34歳、商売をはじめてここ数年、こういう事をよくかんがえるようになりました。考えないといけないと感じるようになりました。
しかし、僕が自分自身の使命を100%理解できているか、というとそんな事はなく、現在は自分の命を模索している過程です。
それが理解できないと、立命ができません。やはり、ひとそれぞれこの世に生をうけたからには必ずそれがあり、またそれを実行していく事が責務だと思います。
僕は社業を通じて世の中に貢献したいです。そのもっとピンポイントな答えを見つけたい。毎日探していきたいなと思います。そして、近い将来「僕の命はこれだ」と拳をつきあげ宣言できるよう、日々精進したいと思います。
月刊誌「致知」の今月のテーマであります、「知命と立命」を語られた有名な安岡正篤先生の言葉です。
知命と立命とはすなわち人生の目的ですよね。僕らが何の為に生きるのかがこの言葉に凝縮されています。
皆さんは自分がどういう命を与えられているのかを見つけられていますか?
僕は現在34歳、商売をはじめてここ数年、こういう事をよくかんがえるようになりました。考えないといけないと感じるようになりました。
しかし、僕が自分自身の使命を100%理解できているか、というとそんな事はなく、現在は自分の命を模索している過程です。
それが理解できないと、立命ができません。やはり、ひとそれぞれこの世に生をうけたからには必ずそれがあり、またそれを実行していく事が責務だと思います。
僕は社業を通じて世の中に貢献したいです。そのもっとピンポイントな答えを見つけたい。毎日探していきたいなと思います。そして、近い将来「僕の命はこれだ」と拳をつきあげ宣言できるよう、日々精進したいと思います。
posted by orangeknight at 09:24
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