
「三人寄れば文殊の知恵」とはよく言ったもので、一人ではらちがあかない事も、いろんな人がいると本当に助かります。
昨年のスティーブ・ジョブズの本を読んでから、彼とアップルに憧れをもっているもので、iPad に続いてMacBook Air(写真のメチャクチャ薄いノートパソコンです)を買いました。
前のパソコンは綺麗なのですが(使いこなさないので、なんでも綺麗なんです(笑))、もう7年以上も使っていまして、次買うときはマックにしようと思っていたところ、かなり元気な新入社員の松岡がマックに精通していたので注文してもらいました。
はっきり言いまして、説明書がないですし、設定から意味不明ですが、アカウントからメールのそれまで彼や事務の柴田にやってもらいました。
やっぱり詳しい者はスラスラさばくんです。
今回の事でもすごく思うんですが、社員の数が増えるといろんな知恵が得られます。
なにしろ会社を始めた時やしばらくは数人しかいませんでしたから、どうしても出来ない事がありますし、知らない事が多々発生します。
それと、今思えばなんですが、どうしても人数が少なければ少ないほど、自分に似た(性格よりも感覚的なもの)者を集めたがっていたのかなという気がします。
そうすると必然的に偏りが生じ、組織としてのきれいな放射線状のグラフが形成できません。
人数が増えてくると、少しずつ個性がばらけてきて、いろんなタレントが見受けられるようになりました。
接客が得意な者もいれば、電話の対応が優れている者、たくさん受注するが現場管理が苦手の者もいれば、その逆もいます。
パソコンが出来る者もいれば、パソコンは今から覚える、という程度ですが、感動するくらい字の美しい、師範の資格までもっている者もいます。
最近切に思うんですが、物事をすすめていくうえで、いろんな考えや知恵があるとそれはすごい力になるなと感じます。
それとともに自分の狭い知識や浅い考えなどがうまくカバーされ、とてもありがたいと思います。
そして、僕に一番必要なものは何か、という事も日々考えますし、変わってきている気がします。
いろんな人のいろんな才能って会社の財産ですね。今のシカマ工務店にいる人間の優れた部分、僕は全員分言えます。