社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年01月10日

バンジーの記事で思い出す

今日の新聞各紙にアフリカの観光地で、オーストラリアの観光客がしたバンジージャンプで、ロープが切れたという記事が載っていました。

高さ110Mから落下し、しかもその下の川にはワニが生息していて、落ちた女性は両足をロープに縛られたまま自力で泳いで、骨折はしたが助かったらしい。

想像するだけで身の毛もよだつ恐ろしさです。

まさか切れるなんて思ってもないでしょうから、普通ならパニックになってしまうんではと思います。

僕はバンジーはした事がないですが、スカイダイビングはした事はあります。

ただ、その時の思い出は散々たるものです。

何かの手違いで、みんなもっと下からしたのに、僕は上級者の人たちと(知らない方です)約4000Mの高度まで上昇され、ビビっていると係りの外国人に笑いながら押されて落下が始まりました。

廻りは雲で何も見えません。異常な風圧で口が空き、そして広がり、よだれが出まくり、且つ鼻で息が出来なく呼吸困難になりました。

暫くドラゴンボールの悟空の如く落ちていくと、雲が無くなり、そこには海に囲まれた島が見えたのを覚えています。

今思えば、よく海ではなく島に落下するものだと思います。

数十秒そんな時を経て、パラシュートが開きました。

その時が一番きつかったです。パラシュートが開いた瞬間、体に力がかかり、逆海老反りになり体中の骨がバキバキっとなりました。

今でもあの音を覚えています。

そして極めつけが、その衝撃でゴーグルが取れ、右か左のコンタクトが飛んでいき、両目からは風圧のせいで涙が止まらず、後はピクピクしながら落ちて、地上に着くのも目が見えないので、足が上手くつけず倒れるように着地し、更に酔って吐き気もしました。


バンジーの方と違い、パラシュートが開かなかった、というような事は無く
川に落下したのに比べると数倍易しいですが、僕は二度とこんな危険な事はこりごりだと思いました。

とにかくバンジーの方は助かって良かったですが、命を賭けてスリルを求めるのは僕はリスクが大きすぎるので、遊びでは絶対しないでおこうと思いました。
posted by orangeknight at 17:51
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