かねてから有名な国民総幸福量(GNH )について昨日から考える。
ブータンの第5代ワンチュク国王が来日された。皆さんご存知のとおりです。
「世界一幸せな国ブータン」として、先進各国が国内総生産(GDP )に執着しているなか、幸せという概念に重きをおいて国を治めている。
考えれば考えるほど、それは究極の概念ではないかと思います。
うちの会社にしてもそうですが、もちろん売上目標は掲げていますし、決算もしていますし、利益を出そうと、そして年々の成長を目標としています。
でもそれは世の中に貢献したうえで、社員が幸せになる手段です。
ブータンには具体的に幸せの量を数値にする式があるそうです。
たしかに、会社に利益がこんなにでた、という事よりも、それに伴い給料が少し増えた、休みが1日増えた、机などの備品が新しくなった、という事のほうが社員は幸せですし、社会に対して役にたっている会社にいると感じる事ができたら幸せです。自分が認められると幸せです。物質的なそれと、精神的なそれが兼ね備えられたとき、人は幸せを感じますもんね。
人はお金儲けをするために生きているんではないですもんね。
幸せ?と聞かれたら僕は幸せですが、うちの社員や取引先、そしてうちが工事をさせて頂くお客様の全てが幸せと感じられる事が、僕の仕事だなぁと思います。
今は全然至りませんが、最後はそこに行き着けるように日々精進だと思いました。
世界がアメリカンな方向に向かうなか、ロハスでスローな国があるのはとても良い事だと思います。
それと、TVで拝見したワンチュク国王はとても品がおありだと思いましたが、陛下の代わりを務められた皇太子殿下はそれにまさるとも劣らずご立派で嬉しかったです。
さあ、みんなが幸せになるために、売上をあげろと社員に発破をかけてきます!
posted by orangeknight at 13:38