社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2011年09月23日

おじぎ

道ですれ違った年の頃80くらいの老紳士、僕と曲がり先が同じになり、失礼といったかんじでおじぎをされ道を譲ってくださった。

パリっとスーツを着こなされた品のある方で、おじぎが自然だった。僕もとっさにどうぞとおじぎをした。

ニコッと笑って歩いていかれた姿がかっこよかった。

50歳くらい下の若造の僕に至極当然かのようにおじぎをしてくれたおじいちゃんを見て、勉強になったのと感動を覚えました。

何をされておられる方かはわかりませんが、”実るほど~”って大切だなと思ったのと、僕もそうしよと思ったのと、日本の教育がもっとそういう事に重きをおかないといけないなと考えました。
おじぎとは御辞儀と書くらしいです。

広辞苑で意味を調べると、「頭をさげて敬礼すること」とあります。

日本は湿気が多く、手の湿りを意識して握手よりおじぎ、また体で重要な部位である頭を相手の前に差し出す事で、お互いに敵意がなく敬意を表する意味があるとの事です。

外国人相手の握手は日本人だけが頭を下げると格下に見えるといわれ、おじぎをしないで握手をするのが主流になっています。

それはいいかもわかりませんが、やはり日本人にはおじぎの文化はなくてはならないし、おじいちゃん世代からきちんと継承しないといけないと思います。

車を運転していて、道を譲ってくれたのに何くわぬ顔をして通りすぎるなどは論外ですが、やはり、手をあげるだけじゃなくありがとうという気持ちはおじぎで伝わりますし、特に目下の方はおじぎをしないと失礼ですよね。

うちの社員にもよく言うのですが、朝きたときに、おはようございますは誰でも言うのですが、おじぎをする事を知らない者もいます。

もっと親や学校がそういった事に力をいれていかないと日本の文化が廃れてしまうなあと思いました。

Wikipediaからの引用ですが、お辞儀の仕方は三種類あるらしい、最も軽く腰を曲げるお辞儀を会釈という。僕が前述のおじいちゃんにしていただいた気持ちの良いお辞儀です。
もうひとつは腰を30度ほど曲げるお辞儀で、これを敬礼と言います。これが来客への挨拶や会議室などの出入りの時らしい。

最後に45度ほど腰を曲げるのが最敬礼。取引先の代表者への挨拶や、重要な依頼や謝罪をするとき、また冠婚葬祭の場はこれらしい。両手には荷物をもたないとの事。

ちなみに、天皇など非常に身分の高い人物と交わす時には90度腰を曲げるとの事。あたりまえですが。

挨拶は相手を気分良くも悪くもしますよね、僕は今日はそんな事があり、見習おうと思いました。

二歳の娘がいますが、きちんとおじぎのできる子にしなければならないと思います。
posted by orangeknight at 12:02
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